化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年9月5日(火)13:30~15:30
       受 講 料:33,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 29,700円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
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講 師

 林 幹大 氏  名古屋工業大学 生命・応用化学科 助教

【講師経歴】
 2013年4月~2015年3月:日本学術振興会 特別研究員(DC2)
 2015年3月 名古屋大学大学院 工学研究科 化学生物工学専攻 博士課程修了 博士(工学)(名古屋大学)取得(指導教官:松下裕秀教授)
 (博士後期課程在籍中、
 ① 2013年9月~2013年11月:上海交通大学(中国)
 ② 2012年10月~2012年12月および2013年4月~2013年5月:ESPCI Paris-Tech(フランス)への留学経験あり)
 2015年4月~2016年3月:ESPCI Paris-Tech, 博士研究員(フランス政府 奨学金給費生), Ludwik Leibler研究室
 2016年4月~2017年2月:東京工業大学, 博士研究員, 戸木田雅利研究室
 2017年3月~2021年10月:名古屋工業大学, 助教, 高須昭則研究室
 2020年10月以降:名古屋工業大学, PIとして独立研究室立ち上げ(2021年 テニュア取得)

【活 動】
 ・ 2013年4月~2015年3月:日本学術振興会 特別研究員として、超分子架橋性多機能エラストマーの研究に従事(代表者、名古屋大学 所属)
 ・ 2016年4月~2017年:科学技術振興機構(JST)「産学イノベーション加速事業戦略的イノベーション創出推進」プロジェクトにて、機能性液晶高分子材料の研究に従事(分担者、東京工業大学 所属)
 ・ 2017年4月~現在:科学研究費助成事業の「若手研究B/若手研究/基盤研究B」事業にて、結合交換性サスティナブル樹脂の開発研究に従事(代表者、名古屋工業大学 所属)
 ・ 2020年12月~現在:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「官民による若手研究者発掘支援事業」プロジェクト(共同研究フェーズ)にて、結合交換性架橋樹脂の革新的接着技術への応用研究に従事(代表者、名古屋工業大学 所属)
 ・ 2022年9月~現在:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「官民による若手研究者発掘支援事業」プロジェクト(マッチングフェーズ)にて、3Dプリンターを駆使したパターニングポリマーの応用研究に従事(代表者、名古屋工業大学 所属)

所属学会:
 高分子学会、日本レオロジー学会、American chemical society

著 書(学術誌総説・国内工業専門誌・著書等):
 ・ Mikihiro Hayashi,“Rheological characteristics of cross-linked materials with associative bond exchange mechanisms (review article)”, Nihon Reoroji Gakkaishi, 50 (1), 15 – 20.
 ・ Mikihiro Hayashi,“Versatile Functionalization of Polymeric Soft Materials by Implanting Various types of Dynamic Cross-links (review article)”, Polymer Journal, 53 (7), 779 – 788.
 ・ Mikihiro Hayashi,“Implantation of Recyclability and Healability into Cross- Linked Commercial Polymers by Applying the Vitrimer Concept (review article)”, Polymers, 12 (6), 1322 – 2020.
 ・ 林 幹大, “結合交換コンセプトが拓く新材料・新技術―SDGsへの貢献可能性―”, 有機分子バイオエレクトロニクス分科会 分科会誌(応用物理学会), 32 (4), 228 -, 2021.
 ・ 林 幹大,“再成形・再利用が可能な架橋材料(Vitrimer材料)の開発と新規接着素材としての展開”, 接着の技術誌 (一般社団法人 日本接着学会), 41 (2), 31 – 37, 2021.
 ・ 林 幹大,“associative” な結合組み換え架橋構造がもたらす機能(vitrimer)”, 高分子 (高分子学会), 70 (2), 87 – 88, 2020.
 ・ 林 幹大,“テーラーメイドな形状記憶を可能とした新規エポキシ硬化樹脂の開発”, コンバーテック, 572 (48), 47 – 51, 2020.
 ・ 林 幹大,“Associative な動的共有結合を導入した機能性架橋材料(vitrimer)の開発-SDGsの達成に貢献する新規架橋様式の紹介”, 塗装工学, 55 (10), 384 – 388, 2020.
 ・ 林 幹大, “テーラーメイドな形状記憶が可能な透明エポキシ硬化樹脂の開発”, 月刊 JETI, 68 (11), 77 – 81, 2020.
 ・ 林 幹大, “結合交換型動的共有結合架橋が拓く多機能性エラストマーフィルムの創製”, コンバーテック, 552 (47), 88 – 91, 2019

セミナーの趣旨

 本講座では、結合交換性架橋材料(ビトリマー)について、既存の共有結合架橋材料や超分子架橋材料と比較しながら解説し、その基礎的性質を説明する。リサイクル性/修復性樹脂の最先端の取り組み・実用への応用についても紹介する。

セミナー対象者

 化学系(特に樹脂系)

セミナーで得られる知識

 ・ 結合交換性架橋樹脂(ビトリマー)に関する一般知識
 ・ リサイクル性/修復性樹脂デザインに関する知識
 ・ アップサイクル技術に関する知識

プログラム

           ※ 適宜休憩が入ります。
1. 研究背景:架橋樹脂に関して
  
2. ビトリマーとは

 2-1. 結合交換型動的共有結合の概念
 2-2. 熱硬化性/熱可塑性樹脂との違い
  
3. ビトリマーの物性的特徴と機能
 3-1. 結合交換特性に因んだ物性的特徴
 3-2. 結合交換特性に因んだ機能的特徴
  
4. ビトリマーの様々な分子設計と物性制御
 4-1. 既報の分子設計の紹介
 4-2. 既報の物性制御法の紹介
  
5. ビトリマーコンセプトの実用応用について
 5-1. 新規アップサイクル技術について
 5-2. 実用に関する課題
  
  

関連図書

        材料・合成技術

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