* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2023年8月25日(金)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
大内 幸弘 氏 SGSジャパン㈱
C&P Connectivity 化学物質管理 技術顧問
【講師経歴】
企業での無機材料の研究開発を経て、SGSジャパン ケミカルラボラトリーでRoHS等の分析業務の管理、品質管理者の業務を行う。現在 RoHS指令、REACH規則を始め、CEマーキング支援サービス、米国カリフォルニア州プロポジション65等の支援サービス、技術的な相談 を行っている。
【最近の著書】
Yukihiro Ouchi, Hiroyuki Yanagisawa and Shigehiko Fujimaki. Evaluating Phthalate Contaminant Migration Using Thermal Desorption–Gas Chromatography–Mass Spectrometry (TD–GC–MS). Polymers 2019, 11, 683.
セミナーの趣旨
PFOA、PFOSを始めとするフッ素の有機物質がPFASとして世界中で製造、使用、販売が禁止されつつあります。有機フッ素化合物は、私たちが、濡れない、水や油をはじく、熱や薬品に強い、油性と水性の物質を混じりやすくすると便利に使用されてきました。PFASと呼ばれる有機フッ素化合物の多くは、環境中で長期的に分解されずに蓄積する可能性があることが知られています。また、生物に濃縮される、環境中長距離で移動するなど懸念されています。さらに、ヒトの血液中からも検出されています。このような理由によりPFOS、PFOAなど既に規制されています。さらに規制の動きは、個別の物質に限らず、PFAS全体に及ぼうとしています。このような状況の中で、企業は、製品中のPFAS対策を早々に始める必要があります。
本セミナーでは、PFASの基本的な特性や用途から、現在のPFAS規制、さらに最新の規制の動向までを解説いたします。さらに、PFASに関しての企業への強制措置や企業のPFAS管理の取組など具体的な話題もお話しします。
セミナー対象者
各企業での品質管理部門、生産部門、開発部門など、現在のPFAS規制の現状および最新情報を入手されたい方
セミナーで得られる知識
・ PFASの基本的特性および用途
・ 国連、欧米などのPFAS規制および最新の動き
・ PFASに関する化学分析の現状
・ これまでの企業への強制処置の動き
・ 企業でのPFAS管理の取り組み
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
性質および用途、主要な規制の定義
2) POPs規則の中のPFAS規制
POPs条約の概要および現在までのリスト収載物質
3) 欧州におけるPFAS規制
欧州グリーンディールと持続可能な化学物質戦略
EU POPs規則、REACH規則の概要
REACH規則 PFAS制限提案について、提案後の状況-コンサルテーションなど
4) 米国におけるPFAS規制
TSCA規制の概要およびPFASに関しての取り組み
各州のPFAS規制状況 メイン州、ミネソタ州、ワシントン州など
5) PFAS規制と化学分析
REACH規則 PFAS制限提案を中心に
6) PFASに関する企業の具体的事例
摘発事例、企業への強制措置、企業のPFAS管理の取組など
他) 質疑応答(約20分)事前および当日質問への回答
※ 内容、質問数により後日回答させて頂く場合がございます。