化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ クレストールのライセンスを成功させた実務担当者がご経験を元にポイントを解説 ~
・ ライセンスの事業性評価の考え方や契約の落とし穴、交渉のポイントなど実務経験が豊富な講師がわかりやすく解説します!

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年8月29日(火)12:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 A1 Partners 代表 薬学博士  山口 栄一 氏

【ご専門】
 事業開発・ライセンス・アライアンスマネジメント・ベンチャー企業経営

【ご略歴】
 ・九州大学大学院薬学府 薬学博士
 ・日本ライセンス協会 (LES) 元理事
 ・日本ファルマアライアンス協会 初代会長
 ・シオノギシンガポール 初代社長
 ・塩野義製薬(株)事業開発部/経営企画部 部長
 ・Repertoire Genesis (株)  取締役兼社長執行役員
 ・Shionogi Qualicaps, Inc. Vice President
 ・Shionogi New York Ltd. 臨床開発 & プロジェクトマネジメント
 ・開発途上国の感染症対策に関する官民連携会議:「民」側の代表
 ・Blockbuster Tokyo 2021 メンター
 ・MEDISO サポーター

趣 旨

 オープンイノベーション、戦略的提携の重要性が叫ばれる中、事業開発、ライセンス担当者が企業経営に貢献し、成長に導くことを期待されています。ライセンス実務担当者が医薬ライセンス業務の重要ポイント(戦略的提携、オープンイノベーション、候補化合物の評価と選定、マッチングイベントへの向き合い方、ライセンス契約の落とし穴、ライセンス交渉のノウハウ、基本的なマイルストン、ロイヤリティの考え方、アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む方法、デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断等)を学べるように説明します。

プログラム

 1.はじめに
  
 2.戦略的提携による企業経営への貢献

  -ライセンスにより6番目のスタチンからスーパースタチンに格上げした製品事例
  -パテントクリフの克服事例
  -「死の谷」を克服するスタートアップベンチャーの事業戦略事例
  -事業戦略、知財戦略に立脚したライセンス戦略の立案と実行
  
 3.医薬ライセンス業務の実務ポイント
  -インライセンス候補化合物の探し方、評価と選定
  -前臨床段階のプロジェクトを導入する時の視点
  -アカデミア・ベンチャーからインライセンスする時の注意点
  -オープンイノベーションの活用 : Wish list(自社のニーズ)を公開する
  -自社の強みを生かす:グローバルニッチ戦略
  -アライアンスマネジメントからライセンスのタネを生む戦術
  -デューディリジェンスによる評価とライセンス可否の判断
  
 4.ライセンスの事業性評価
  -売上予測
  -基本的なアップフロント、マイルストン、ロイヤリティの考え方
  -NPV(現在価値)の出し方
  -最近のライセンス経済条件の実例から相場感を知る
  -ライセンス可否判断は、必ずしも経済合理性だけとは限らない
  
 5.ライセンス契約の落とし穴
  -ライセンサーとライセンシーで大きく異なる「許諾範囲」の考え方
  -「定義条項」は双方で誤解が生じないように明確に定めなければ紛争に繋がる
  -主語が契約当事者の一方のみの条項には注意が必要
  -自社事業の制約となりえる義務付け条項
  -不実施保証、権利の帰属、対外発表、解約条項 等々
  -契約書修正のコツ
  
 6.ライセンス交渉
  -製薬企業とベンチャー企業や大学とのアライアンスにおける意識のギャップを知る
  -交渉における限界値(絶対に譲れない線)を明確にする
  -BATNAはあるか?
  -Win-Winになる方策を考える
     →パイを奪い合うよりは、パイを大きくする方策を話し合う
  
 7.最後に
  

※ 同業他社(弁護士事務所ご所属の方)はお断りする可能性がございます。
 予めご了承ください。

スケジュール

※ 講義の進捗状況により、多少前後する可能性がございます。
  予めご了承ください。
 12:30~13:45 講義1
 13:45~13:50 休憩
 13:50~14:50 講義2
 14:50~14:55 休憩
 14:55~16:10 講義3
 16:10~16:30 質疑応答