化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年8月30日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 大渡 啓介 氏  佐賀大学 理工学部 教授

【講師経歴】

【学歴】
 昭和61年(1986)3月 大分県立 大分雄城台高等学校 卒業
 昭和61年(1986)4月 佐賀大学 理工学部 工業化学科 入学
 平成2年(1990)3月 佐賀大学 理工学部 工業化学科 卒業
 平成2年(1990)4月 九州大学大学院 工学研究科 合成化学専攻 博士前期課程 入学
 平成4年(1992)3月 九州大学大学院 工学研究科 合成化学専攻 博士前期課程 修了

【職歴】
 平成4年(1992)4月 佐賀大学 理工学部 工業化学科 助手
 平成13年(2001)4月 佐賀大学 理工学部 機能物質化学科 助教授
 平成14年(2002)2月 日本学術振興会 海外特別研究員(15年2月まで)(西オーストラリア大学 化学科、およびベルリン自由大学 無機化学・分析化学研究所)
 平成19年(2007)4月 佐賀大学 理工学部 准教授(職名変更による)
 平成21年(2009)1月 佐賀大学 理工学部 教授

【活動】
 (1) 化学修飾キトサンによる金属イオンの吸着 (平成2年〜3年, 平成5年〜)
 (2) 新規有機ホスホン酸抽出剤による希土類の相互分離(平成3年〜7年)
 (3) フェノール性オリゴマーを基体とした新規抽出剤による難分離性金属群の相互分離 (平成4年〜)
 (4) カリックスアレーンを母体とする新規イオン交換樹脂の開発と鉛イオンの吸着除去 (平成10年〜)
 (5) 新規カリックスアレーン誘導体を素子とするイオン選択性電極の開発(平成13年〜)
 (6) トリメチロールを基体とする新規溶媒抽出剤の開発(平成13年〜)
 (7) カリックスアレーンを母体とする新規ガス吸蔵体に関する研究(平成19年〜平成25 年)
 (8) マイクロリアクターシステムによる希少元素の個別分離回収(平成25年〜)
 (9) 弱い相互作用を利用した新規抽出試薬によるレアメタルの抽出分離(平成27年〜)
 (10) さまざまなバイオマスを利用した新規吸着剤の開発(平成28年〜)

セミナーの趣旨

 金属資源の国内確保が喫緊の課題となっています。そのため金属資源、希少金属回収や有害元素除去に関する必要性、そのための湿式分離技術としての溶媒抽出技術やイオン交換技術、講師が取り組んできた特殊な環構造や三脚状構造を有する分離剤の開発と希少金属回収や有害元素除去への応用について講義します。また、2級アミド化合物の極めて弱い金属抽出性能を利用したアニオン類の回収や除去、またバイオマス廃棄物からなる吸着剤の開発と金への選択的吸着・還元について紹介します。

セミナー対象者

 レアメタルや希少金属回収やそれに伴う有害元素の除去に携わる企業研究者

セミナーで得られる知識

 金属資源の動向と回収の必要性、湿式分離技術の長所と短所、溶媒抽出技術やイオン交換技術、溶媒抽出やイオン交換によって得られたデータの取り扱い、特殊な構造を有する分離剤の開発、バイオマス廃棄物由来の吸着剤

プログラム

             ※ 適宜休憩が入ります。
1. レアメタル資源
  
2. 金属資源のリサイクルの必要性と問題点
  
3. 湿式分離技術としての溶媒抽出技術とイオン交換技術
  
4. 講師の研究紹介 1(特殊な環構造を有する分離剤の開発とレアメタル回収や有害元素除去)
  
5. 講師の研究紹介 2(弱い相互作用を有する2級アミドの開発とレアメタル回収)
  
6. 講師の研究紹介 3(バイオマス廃棄物由来の吸着剤の開発と金の吸着・還元)

  
  

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        材料・合成技術

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