化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年9月22日(金)10:30~16:30 
       受 講 料:49,500円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 44,000円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

セミナーの趣旨

 LCAに基づく環境負荷の算定は世界的なスタンダードとなってきており、近年では国内外を問わず製造業者に対応が求められてきています。今後、欧州との取引のある企業はもとより、関連企業にも対応が必須となってくるLCAに基づく環境負荷算定についてその背景、どのような数値がなぜ求められるのかの概要を学びつつ、実際にLCA実務に取り組むべくSimaProのデモ版を用いた実践を通じて自社導入の具体的な足掛かりとします。
 ※ 本セミナー受講前にSimaProデモ版を事前にインストールしていただく必要があります。
   SimaProのダウンロードにつきましてはこちらより手順をご確認ください。

   https://tco2.com/app/com/page/SimaProDemo_doInit.action?lc=ja_JP

セミナー対象者

 ・ LCAとは何か基礎から知りたい方
 ・ 自社製品の環境パフォーマンスの評価・公表にLCAの活用を考えている方
 ・ スコープ3や環境フットプリントへの対応が求められている方
 ・ 製品LCAを行いたい方
 ・ LCAソフトウエアの導入を検討されている方
 ・ 原単位の裏側になにがあるのか、LCAの算定が何であるのかを本質的に知りたい方

セミナーで得られる知識

 ・ LCAの社会的背景と基礎知識
 ・ 環境フットプリントやスコープ3の概要と動向
 ・ インベントリ分析とインパクト評価の概要
 ・ LCAソフトウエアで、データベース、プロセス、環境影響評価手法など、LCAの実施に必須な基本要素の実装状況の理解
 ・ SimaProを用いた様々なプロセスの検索、GHGの算定、影響評価結果の参照方法の習得
 ・ 簡易なLCAモデルの実装方法、計算方法の習得

プログラム

講演1. LCA概論 ~ 環境パフォーマンスの評価手法    10:30~12:30
講 師 中谷 隼 氏  
東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻 准教授)
【講演内容】  近年、国内外において、企業に対して製品・サービスや組織全体の環境パフォーマンスを評価し、公表することが求められています。特に、LCAに基づく環境負荷の算定が世界的なスタンダードになっています。本セミナーでは、 LCAが必要とされる社会的背景を概観し、LCAの考え方と基礎知識を学びます。環境フットプリントやスコープ3などLCAに関連する動向を紹介するとともに、LCAを構成するインベントリ分析およびインパクト評価の概要を解説します。
【講演プログラム】 1. LCAの概要
 1.1. LCAの社会的背景
 1.2. LCAの枠組みと定義
 1.3. LCAの評価事例
  
2. LCAに関連する評価手法
 2.1. 環境フットプリント
 2.2. スコープ3
  
3. インベントリ分析
 3.1. インベントリ分析の概要
 3.2. 配分とシステム拡張
 3.3. リサイクルの評価方法
  
4. インパクト評価
 4.1. インパクト評価の概要
 4.2. 環境影響の特性化モデル
 4.3. 環境影響の重み付け
 
講演2.  LCAソフトウエアSimaProで体験するLCAの世界    13:30~16:30
講 師 正畠 宏一 氏  TCO2㈱ 代表
 【経歴】  東京大学理学系大学院研究科化学科卒業。在学中は大気環境化学専攻し、越境大気汚染の研究に従事する一方、大学院在学中よりIT分野で起業する。ITベンチャーの技術統括責任者等を経た後、オーストラリアへ移住するが、そこで数々の自然災害を目の当たりにし、地球レベルでの環境対策の必要性を痛感。カーボンオフセットを手がけるTCO2㈱を設立。その後、研究機関、グローバル企業、大学等へライフサイクル的思考に基づく環境負荷や社会リスクの定量化に関わるコンサルティングやITツールの開発といったサービスを展開。世界的LCAソフトウエアSimaPro(シマプロ)の日本総代理店。日本で最も広く使われるLCAデータベースIDEAの製品開発、販売に携わる。
【講演内容】  30年以上もの間、数多くのLCA実務者に支持され続け、世界で最も広く使われるLCAソフトウエアSimaProのデモ版を用いたハンズオン講習を通して、LCAデータベースとプロセス、影響評価手法(LCIA)、プロセスネットワーク図、インベントリ分析結果、プロセス寄与率といったLCAの構成する重要な各要素に実際に触れることで、LCAの基本への理解を深めます。活動量×原単位を計算するだけのLCAだけでは決してわからない、より本質的なLCAの世界を体験することでLCAへの理解を深めます。
【講演プログラム】 1. SimaProの起動
  
2. プロセスの検索
  
3. プロセスの分析と結果の参照
  
4. プロセスの比較分析
  
5. 演習
  
6. プロセスの参照と編集
  
7. 新規プロセスの作成と評価
  
8. 便利な機能
  
9. 応用機能
  
10. チュートリアルの概要
 

  
  

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        特許・マネージメント・マーケティング 他