化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年4月27日(木)13:30~15:00
       受 講 料:22,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 19,800円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
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講 師

 山根 健 氏  山根健オフィス 代表

【講師経歴】
 1975年3月 早稲田大学 理工学研究科 熱工学修了
  同 4月 日産自動車㈱ 入社、新動力研究部で次世代エンジン、ターボチャージャー開発担当。社長賞2級受賞。
 1981年~83年 ロンドン大学 インペリアルカレッジへ社命留学。帰国後、新型過給システムを含む、過給エンジン企画全体を主導。
 1985年 新型エンジン基本計画副担当、新型V8エンジン吸排気設計担当。
 1987年~91年 レース用エンジン開発主担当としてルマン24時間レースに挑戦。
 1992年 機関実験部動力性能計画課長として、性能設計、監査を主担当。
 1992年6月 日産自動車を退職し、BMWに入社。 BMW Japanのエンジニアリング本部で日本向け車両開発を担当するとともに、BMW本社のエンジニアリング本部での開発に従事。レース用エンジンの開発、水素自動車や電気自動車開発プロジェクトに参加。
 2009年7月 BMWを定年退職、山根健オフィスを設立してBMW Japanをはじめ、素材メーカ他に対し、自動車関係コンサルティング業務を実施。

【活 動】
 自動車用機関研究開発。(1972年より現在に至る) 自動車運動性能設計、評価試験。(1972 年より現在に至る)
 経済産業省、水素安全利用プロジェクト評価委員(2004年~2006年) 自動車技術会委員(1975年よりガソリン機関、シャシー、モータースポーツ)。
 自動車技術関係講演、執筆多数。
 現在も自動車レースやエアレースに関わっている。

セミナーの趣旨

 1997年の京都議定書(COP3)から本格化した温室効果ガス削減の国際的な取り組みは、多数の国が参加した2015年のパリ協定(COP21)で、主要国の政府が地球温暖化抑制目標実現に向けた約束を行い、ロードマップを提示した。そのタイミングで、「ディーゼルゲート」が起き、一気に電動化、さらには内燃機関の禁止の動きが強まっていた。
 2023年2月14日にはEUの欧州議会は、2035年からEU域内でのガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車の新規登録を禁止すると決めた。
 ところが、2023年3月25日、欧州委員会とドイツ政府は2035年以降のエンジン車の新車販売を「条件付き」で認めることで合意した。
 これまで、EVだけの感で語られていた次世代自動車だったものが、一気に「合成燃料」に注目が集まっている。「合成燃料」の評価、展望はまだ定まっていないが、目指すべきは(特定の手段、技術に制限するのではなく)「温暖化防止」であり、「合成燃料」の現状そして今後の可能性に注目したい。
 合成燃料について、その製造プロセスや現状、展望について解説する。

セミナー対象者

 車両基本構成企画担当者 二酸化炭素と再生可能エネルギーを利用した合成燃料の製造技術、各国の動向に興味のある方

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.温室効果ガス削減の国際的な取り組み
 1.1 地球温暖化と国際的な取り組み
 1.2 自動車の温暖化に係わる規制と対応策
 1.3 EUでの規制 
  
2.自動車の取り組み
 2.1 モード走行と温暖化ガスの排出
 2.2 軽量化とその効果
 2.3 電動化の動きとLCA評価
 2.4 各国の動向
  
3.内燃機関の問題と燃料
 3.1 内燃機関自動車の概要、特性
 3.2 火花点火エンジンの特性とガソリン
 3.3 圧縮点火エンジンの特性と軽油
 3.4 ガスタービンエンジンの特性とジェット燃料
 3.5 代替燃料機関 
  
4.次世代自動車の動向
 4.1 パワートレインによる分類
 4.2 最近の電動システム、市場展開
 4.3 水素燃料と燃料電池 
  
5.合成燃料とその展望
 5.1 石油系燃料の製造プロセス
 5.2 合成燃料の製造プロセスと特徴
 5.3 既にレースに用いられているeFuel
 5.4 合成燃料に求められる特性 
  
6.まとめ
  

  
  

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