化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

★ パワートレーン技術、モータ・インバータ技術、リチウムイオン電池・・・EVの最新技術を把握して開発に活かそう!
 
※ 本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年5月15日(月)13:00~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前にPDFで送付します。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

講 師

 早稲田大学 電動車両研究所 招聘研究員 工学博士  廣田 壽男 氏

<専門>
 電動車両(EV、FCVなど)、バッテリ

<学協会>
 自動車技術会

<略歴>
 1972年 日産自動車入社、中央研究所
     電気自動車EV、燃料電池車FCVの研究開発
     水素エンジン、アルコールエンジンの研究開発
 1990年 エンジン開発部門、生産車エンジンの開発
 1994年 米国駐在、各種開発車両(ガソリン車、EVなど)の性能開発
 1998年 帰国。総合研究所配属。燃料電池システムの研究開発
 2001年 米国駐在。コネチカット州に燃料電池研究室開設
 2005年 帰国。技術企画部。EVなど環境・エネルギー技術開発戦略
 2014年 日産自動車退職

 2008年 早稲田大学環境総合研究センター(兼務)
 2010年 リチウムイオンバッテリおよび電動バスの研究開発
 2015年 FCゴミ収集車の開発および実証試験によるFC/バッテリに関する研究
 2018年 早稲田大学電動車両研究所
      太陽電池搭載車の実用化に関する研究
 2018年 IEA PVPS Task17‘PV and Transport’
 2021年 産総研福島再生可能エネルギー研究所
      現在に至る

習得できる知識

・EVの世界市場動向および最近のトピックス
・最新技術動向:動力性能、モータ・インバータ、バッテリ
・将来展望:EV普及拡大のキーテクノロジー、FCV、ソーラーカー 

趣 旨

 EVの市場導入が世界で急速に拡大しつつあるが、一方で現状のEV技術では不十分で大量普及は難しいとの見方もある。現状のEV技術レベルと、EVのメリットとデメリットを検討し、エンジン車に対する位置づけとビジネスの可能性を明確にしていく必要がある。またLCA視点からの環境影響や低温時の利便性など技術課題など、将来に向けたEVの技術開発の動向と今後の展望について述べる。

プログラム

1.EVの最新技術動向-車両技術
 1-1.EVの市場拡大の背景およびEV車両技術の現状
   ・EVの市場導入の現状および最近の論点
 1-2.エンジン車を凌駕するEVの魅力
   ・エンジン車との違い:加速性能、ハンドリング性能、ブレーキ性能
 1-3.商用車だけでない多様なEVがモビリティを変える
   ・ラストワンマイル超小型EV、デリバリEV
   ・バス、トラック、自動運転EV
  
2.EVの最新技術動向-電動パワートレーン、コンポーネント技術
 2-1.電動パワートレーン技術の基礎
   ・システム構成と特徴
 2-2.モータ・インバータ技術の基礎と応用
   ・モータ技術の基礎と最新技術:小型化、高性能化
   ・インバータ技術の基礎および最新技術:ワンペダル、e-Axle
 2-3.リチウムイオンバッテリ技術の現状と将来見通し
   ・ニッケルリッチ
   ・バッテリ信頼性向上、コスト低減
  
3.将来展望
 3-1.EV技術の将来展望:さらなる技術革新のポテンシャル
   ・航続距離、価格、充電の3つの課題は解決できるか?
 3-2.燃料電池車FCV
   ・将来の自動車エネルギーは電気か水素か、または?
 3-3.実用的なソーラーカーは実現するか
   ・太陽電池の効率向上とコスト低減により現実に近づきつつある
 3-4.サステナブルモビリティの実現を目指して
   ・2050年カーボンニュートラル実現のためのEVの役割