~ 誤表示/誤記載の事例検討から事前対応のポイントを解説 ~
医薬品メーカー及び包材メーカーが留意すべきポイントを解説!
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2023年4月18日(火)13:00~16:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
定 員
30名
備 考
資料付
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
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・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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講 師
PPC(Pharmaceutical Packaging Consultant) 医薬品包装コンサルタント
石原 健 氏
・医薬品包装と表示
・医薬品包装資材の品質管理と品質保証及び品質取決め書の作成
・医薬品包装とGMP/GQP 等
《ご略歴》
1975年3月 富山大学大学院 薬学研究科 卒業
1975年4月 富山化学工業(株)(現・富士フイルム富山化学)入社
合成技術、製剤技術、包装設計、研究開発、商品開発、マーケティング
1995年10月 日本包装技術協会 包装管理士 取得
2001年4月 日本包装技術協会 包装専士 取得
2007年3月 富山化学工業(株) 退社
2007年4月 (株)タイヨーパッケージ 入社 品質保証部 品質管理責任者
2015年3月 (株)タイヨーパッケージ 退社
2015年5月 PPC(医薬品包装コンサルタント)開業
《ご活動等》
1987年~1991年 富山県経営者協会主催 品質管理講座講師
1999年10月 病院薬剤師会(札幌開催)にて
『より的確な医薬品包装の改善と薬剤師の役割』発表
2001年9月 第39回全日本包装技術研究大会にて
『より的確な医薬品包装表示への改善』発表
2006年10月 東京都病院薬剤師雑誌vol.55,N0.5 2006.10.31)に
『医療事故防止対策と医薬品包装・表示の変遷』発表
2019年1月 日本包装コンサルタント協会 入会
趣 旨
医薬品包装の基本的な目的は「医薬品の品質・安定性を確保し、調剤や服薬の利便性・安全性を向上させ、医薬品についての情報を医療従事者・患者などに伝達すること」にある。
表示については、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法または薬機法)、同施行令、同施行規則、日本薬局方、通知、業界申し合わせ、ガイドライン等によって厳しく規制されている。
医薬品の包装設計、表示についてはこれらを充分に理解した上で、より良い包装・表示を実現することが包装設計担当者に課せられた使命であるといえる。
特に医薬品包装が原因となるような医療事故を防ぐには何をなすべきか、通知等をより良い形で実現するには、どのようなプラスアルファが必要かなどについて検討し、実現することが必要である。
医薬品の包装形態は非常に多岐にわたることから、間違いのない表示であることを基本として、使用する立場に立った表示を実現するには多大の労力を必要とされる。
しかしながら医薬品においては、法令に違反する表示や誤字脱字による回収が後を絶たない。
この表示の間違いによる回収を防ぐには、正しい法令の知識を有すると共に、過去の回収事例を知ることが重要であると考える。
本講座では、自社(医薬品メーカー及び包材メーカー)起因となる医薬品回収防止を目的として、回収事例の公表が開始された2000年4月以降の回収事例を解析し、
具体的な回収原因を基に解説する。
プログラム
1.1 回収の対象
1.2 医薬品・医療機器回収情報の収集
2. 医薬品・医療機器回収事例集計
2.1 2000年4月以降の回収件数
2.2 回収件数の年度別推移
2.3 医薬品の回収件数
2.4 容器・包装に起因する医薬品回収件数
2.5 容器・包装に起因する原因別医薬品回収件数
2.6 表示に起因する包材別医薬品回収件数
2.7 表示項目別医薬品回収件数
2.8 誤記載・誤表示での項目別回収 件数
2.9 設計(包材作成)段階での誤記載・誤表示による項目別回収件数
3. 医薬品回収事例
3.1 用法・用量の誤表示による回収事例
3.2 成分名・品名の誤表示による回収事例
3.3 含量・濃度の誤表示による回収事例
3.4 バーコードの誤表示による回収事例
3.5 その他の誤表示による回収事例
4. 包材への誤表示・誤記載による医薬品の回収を防止するには
4.1 表示設計時の注意事項
4.2 出稿、校正時の注意事項
4.3 包材受入検査での注意事項
4.4 製造時の注意事項