化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年4月21日(金)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 福井 正博 氏  立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授

【講師経歴】
 1983年 大阪大学大学院 博士前期課程(電子工学専攻)修了、同年、松下電器産業㈱ 入社、1989年~1991年 カリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員、2003年 立命館大学 理工学部 教授、2004年 スーパーヒューマン知能システム研究センター長、自動配置配線、高位合成、モジュールおよびセル合成等 半導体CADおよびシステムLSI設計手法の研究開発に従事。
 最近の興味は地球環境に貢献する電子技術、すなわち、低電力設計、スマートグリッド、数学的システム最適化技術など。

【著 書】
 「ビジュアルに学ぶディジタル回路設計」(コロナ社/2010,4 出版)
 「LSIとは何だろうか 半導体のしくみからつくり方まで」(森北出版/2006,11月出版)

【専門分野】
 集積回路設計技術、ディジタルシステム設計、蓄電池シミュレーション、電池回路。

セミナーの趣旨

 近年、高エネルギー蓄積デバイスとしてリチウムイオン蓄電池が注目されているが、形状や材料など多種多様な電池が存在し、入門者はその特徴把握に苦労している。また、レアメタル等の材料不足、価格高騰に対して今後どのように対策すればよいか、あるいは、全固体電池家の期待と課題は、動向は、など基礎的な知識を得たいといった要望が多い。
 本セミナーでは、BMS(バッテリーマネジメント)の観点から、蓄電池やスマートグリッド関連の初学者、若手技術者、企画担当、マネージャ等を対象に、リチウムイオン蓄電池の基本特性と、そのモデル化およびシミュレーション手法、効果的な残量推定や劣化診断に関する基本的なメカニズムを理解することを目的とする。

セミナー対象者

 蓄電池システムに関連するマネージャ、経験の浅い若手技術者、これから蓄電池システムを導入検討あるいは開発しようとしている技術者、営業、企画、マネージャ等。蓄電池リサイクルを検討している方など。

セミナーで得られる知識

 主に入門者が直面する問題、電池に関する常識を基礎から整理、過去・現在・未来における動向の把握など。リチウムイオン蓄電池の歴史、鉛蓄電池との違い、全固体電池への展開時の希望と課題。多様な形状、材料による性能や劣化状況の違い。安全のために気をつけること。電池事故がどのように起きるかなど。

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.イントロ
 1-1 蓄電池の背景と動向(電池の形状、材料の違い、レアメタル対策、など)
 1-2 リチウムイオン蓄電池の動作原理、鉛蓄電池との違い
 1-3 全固体、革新電池への展開
  
2.蓄電池のモデル化
 2-1 蓄電池の電気的特性、等価回路表現
 2-2 ナイキスト図から等価回路モデル抽出
 2-3 等価回路パラメータの温度補正
  
3.高精度残量計
 3-1 カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法(詳細は述べず概念説明に限定)
 3-2 電池種類の違いへの対応(新品と中古、正極材の違い)
  
4.劣化のモデル化と診断技術
 4-1 蓄電池の劣化現象とモデル化(SOHとは? ルート測とは?)
 4-2 逐次最小二乗法(RLS)による劣化診断(詳細は述べず概念説明に限定)
 4-3 電池の障害と異常とそれらの検知手法
 4-4 中古電池の特性と考慮すべき点
  
5.劣化診断や寿命予測に関する最新技術
 5-1 機器組込み型劣化診断技術、など
  
※ 時間の関係で、カルマンフィルタや逐次最小二乗法に関するアルゴリズムの詳細は述べない。それらを期待する場合は別のセミナー(詳細技術解説編)を受講されたい。
  

  
  

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