半導体封止樹脂の要求特性・設計法・評価法や高周波対応についても詳解!
※ オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2023年3月15日(水)13:00~17:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
持参物
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備 考
資料付
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
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講 師
NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏
【講師経歴】
1990年 京都工芸繊維大学 修士課程 卒業
同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス)入社
2018年 ナガセケムテックス退職
2019年 NBリサーチ設立
【研究歴】
半導体封止剤・構造接着剤・ CFRP用マトリックス剤
【所属学会】
日本接着学会、構造接着学会、自動車技術会、エレクトロニクス実装学会
合成樹脂工業協会、日本複合材料学会
【著書】
「エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方」
「炭素繊維・炭素繊維複合材料の未来」
「異種材料の接着・接合技術と応用事例」
習得できる知識
自動車電動化に向けた技術動向
半導体封止樹脂の要求特性と設計法
半導体封止樹脂の評価法
高周波対応材料の技術動向
趣 旨
半導体パッケージは急激なスピードで進化を遂げてきた。その大きなトレンドはPCやスマートフォンがけん引した軽薄短小というニーズであった。その傾向は今後も更に加速していくだろうがそれに加えて5G時代を迎えて自動運転やIOTに対応した高速通信実現のための高周波対応として低伝送損失、放熱といった新しいニーズが出てきた。その解としていくつかの新しいパッケージが提案され、それに対応するべく半導体封止剤や成型法にも変化が出てきている。本講義ではまずパッケージへの電気供給の役割をするパワーデバイスのトレンドについて説明した後に基本的なパッケージ構造や封止法と樹脂設計、評価法を説明し、最後に5G時代に対応するためのパッケージと封止剤の可能性について考える。
プログラム
1-1.パワーデバイス
1-1-1.パワーデバイスの用途別市場
1-1-2.パワーデバイス向け材料の市場
1-1-3.パワーデバイス向け樹脂のサプライヤー
1-2.スマートフォン
1-2-1.5G/IOT対応での市場の変化
1-2-2.基地局の市場動向
1-3.自動車
1-3-1.脱炭素社会に向けた車の電動化
1-3-2.ECUによる制御システム
2.パワーモジュールの技術動向
2-1.パワーモジュールの用途
2-2.デバイスのトレンド
2-3.パワーモジュール構造の変化
2-4.封止樹脂の耐熱要求
2-5.封止樹脂の熱伝導性の要求
2-6.封止樹脂の難燃性要求
2-7.要求特性を満たすための封止樹脂の設計
2-8.パワーモジュール用樹脂の評価
3.半導体パッケージの技術動向
3-1.パッケージの変遷
3-2.パッケージ構造
3-2-1.ワイヤーボンド向け封止剤
1)ダイアタッチフィルム(ペースト)
2)ワイヤーボンド向け封止剤の要求特性
3)ワイヤーボンド向け封止剤の設計
3-2-2.フリップチップ向け封止剤
1)フリップチップの接続法
2)フリップチップ向け封止剤の要求特性
3)フリップチップ向け封止剤の設計
4.半導体封止剤の成型法
4-1.GlobeTop
4-2.Dam&Fill
4-3.トランスファーモールド
4-4.コンプレッションモールド
4-5.モールドアンダーフィル
5.5G時代への対応
5-1.高周波による伝送損失
5-2.伝送損失を少なくするための提案
5-3.FO-WLP/PLPについて
5-4.FO-WLP/PLP向け封止剤の設計
5-5.低誘電材料の開発動向
5-6.Low-kデバイスに対する封止剤