* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2023年5月10日(水)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
橋本 修 氏
青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 名誉教授/客員教授
昭51 電通大・電気通信・応用電子工卒.
昭53 同大大学院 修士課程了.同年 ㈱東芝 入社.
昭56 防衛庁 入庁.
昭61 東工大大学院 博士課程了.
平3 青学大 助教授.
平6~7 イリノイ大 客員研究員.
平9 青学大 教授.工博.
令和4 青学大 名誉教授/客員教授.
環境電磁工学,生体電磁工学,マイクロ波・ミリ波計測に関する研究に従事.
平2 防衛論文賞,平15 エレクトロニクス実装学会 論文賞,平18 第9回エレクトロニクスソサイエティ賞, 令和元年 電子情報通信学会 業績賞(令和元年)等各受賞.
主な著書に,「電波吸収体のはなし」(平13)「電波吸収体の技術と応用」(平15),「高周波領域における材料定数測定法」(平15),「実践FDTD時間領域差
分法」(平18),「ミリ波技術の基礎」(平21),「マイクロ波伝送・回路デバイスの基礎」(平25),「Pythonによる数値計算法の基礎」(令3)等.
【活 動】
電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ会長、電子情報通信学会 マイクロ波研究専門委員会委員長、電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会委員長等を歴任。
電子情報通信学会(フェロー),電気学会(フェロー),電子情報通信学会、IEEE各会員.
セミナーの趣旨
第5世代移動通信システム(5G)やワイヤレス電力伝送技術(WPT)をはじめとする電波利用技術は急速に進展しており電波干渉を抑制し安全かつ確実にシステムを普及していくことが求められる.このような目的において,電波吸収体は、環境側で電波の干渉を抑制したり,伝搬方向をコントロールする等の対策に有効であると思われる。本講演では、電波吸収体の要求性能などの基礎事項から、電波吸収体の設計法や実現例について、一層構成、二層構成、λ/4構成について無反射曲線の利用などを含めて説明する。そして、これらの設計法やシミュレーション技術を用いたWPTや5G利用を念頭においた室内や室外用電波吸収体の実現例について述べる。
セミナー対象者
・ 電波吸収体の開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・ 業務に活かすため、電波吸収体についての知見を得たいと考えている方。
・ 電波吸収体に取り組んでいるが、その計測法に困っている方。
・ 本テーマに興味のある方。
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 基礎事項
1.1 電波吸収体の基礎
1.2 WPTや5Gの取り組み
2. 電波吸収体の設計法
2.1 伝送線理論
2.2 1層構成
2.3 2層構成
2.4 λ/4構成
3. 各種の実例
3.1 室内用電波吸収体
(石膏ボード型、建材型、抵抗膜型、金属パターン型など)
3.2 室外用電波吸収体
(格子型、磁性シート型、形状適合型、ガラス材料など)