化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年5月10日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

松村 修二 氏
群馬大学大学院 理工学府 非常勤講師 工学博士 <元 富士重工業㈱>

【講師経歴】
 1975年 東北大学大学院 工学研究科(機械工学専攻)修士課程を修了
  同年 富士重工業㈱入社、振動騒音研究実験に従事
 1979年 スバル技術研究所にてCAE(Computer Aided Engineering)の開発
 1993年 工学博士(東北大学)
 2006年 富士重工業㈱を退職、群馬大学 客員教授就任
  群馬大学では産学連携製造中核人材育成事業、高度専門留学生育成事業に参画、専門は振動騒音解析、圧縮性流体解析
 2009年 群馬大学 次世代EV研究会を設立し、幹事に就任
  現在は客員教授を退任し非常勤講師 兼 研究員

≪研究歴≫
 衝撃波の実験的研究と圧縮性流体の数値解析、自動車の振動騒音低減の研究実験、流体騒音の研究実験、小型電気自動車の研究と製作

≪所属学会≫
 自動車技術会、電気自動車普及協会

≪書 籍≫
 「一から作る電気自動車の設計」、「EVの教科書」「衝撃波ハンドブック」(一部)、「大車林」(一部)、「次世代自動車と部品・材料技術」(一部)

セミナーの趣旨

 EVではガソリン車に比較して振動騒音の問題は有利とされているが、ガソリン車ではマスキングされていた騒音が、EVでは目立つようになってきた。ガソリン車の騒音要因はエンジン音や排気音であるが、EVではロードノイズや低級ノイズ(ガタやキシミなど)が上位を占める。さらにEV特有のモータ音等がガソリン車にない騒音として加わる。また年々厳しくなる車外音規制はEV化で有利になると思われていたが車外騒音の要因の一つにタイヤ騒音が有り、Phase3ではタイヤ騒音だけでも規制値をクリアできない見通しである。(車外騒音規制はPhase1~Phase3まで段階的に実施されPhase3は2024年からとなっている。)本講演ではこのような状況を説明し、対策事例も紹介する。

セミナー対象者

 EV化による振動騒音の問題を解決されたい方

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. ガソリン車と共通するEVの主な振動騒音現象
 1.1 主な振動騒音源
 1.2 路面およびタイヤに起因する現象
 1.3 駆動系に起因する現象
 1.4 風切り音
 1.5 その他の現象
  
2. EV特有の振動騒音
  
3. ガソリン車とEVの車内騒音比較
  
4. 車外音規制強化の動き

 4.1 Phase1~Phase3までの段階的実施
 4.2 新加速騒音試験概要
 4.3 タイヤ単体騒音とタイヤノイズメカニズム
  
5. EV騒音の主要因であるロードノイズ対策事例
 5.1 ホイール振動特性
 5.2 取付け部剛性Upによる改善例
 5.3 車体パネルの積層制振防音構造
  
6. 間違い易い音響知識
 6.1 音圧分布と粒子速度分布
 6.2 遮音の注意点=コインシデンス効果
  
7. 間違い易い振動知識
 7.1 波長と制振効果
 7.2 質量付加と制振効果
 7.3 パネル剛性アップと制振効果
  

  
  
h4>関連図書

        電池技術・市場
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