~ 今、化学業界を支える人に伝えたいこと・・・化学業界の先達から ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2023年3月1日(水)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
平田 賢太郎 氏
平田技術士・労働安全コンサルタント事務所 代表
1973年 東京工業大学大学院 理工学研究科 化学工学専攻修了 三菱油化㈱ 入社 反応器・蒸留塔・各種単位操作のプログラム開発・適用 アミノ酸製造バイオプロセスのパイロット規模工業化開発 事業所毎の省エネルギー検討・案件創出・適用具体化 物質危険性データベース、プロセス危険性評価、保安技術対応活性汚泥廃水処理施設の合理化
2011年 三菱化学㈱ 退職
2003年 技術士 化学(化学装置及び設備)登録 平田技術士・労働安全コンサルタント事務所代表就任 Process Integration Limited, Senior consultant
【活動歴】
(学位論文)
炭化水素資化性酵母による菌体増殖速度(東京工業大学)
(所属学会)
日本技術士会、化学工学会、日本労働安全衛生コンサルタント会
(著書・論文)
“Short-term site-wide maintenance Scheduling”;Computers and Chemical Engineering ,vol. 28,139-148,2004
“Site-model utility system optimization-Industrial case study of KKEPC”;Applied Thermal Engineering,vol.27,2687-2692,2007
“Energy saving for ethylene process by Adsorption heat pump”;Applied Thermal Engineering,vol.31,2115-2122,2011
“擬似移動層によるエチレングリコールとセリンのNa塩の分離”;化学工学論文集,vol.24,No.3,pp.402(1998)
“地球温暖化対策の不要が貿易立国日本の生き残りの途”;もったいない学会 WEB学会誌 ,vol.1(2015) 設計ガイドシリーズ
“固定層反応装置”;化学工学,50,No.8,pp.573(1986)
化学工学―解説と演習―抽出・吸着; 化学工学会編,槇書店,pp160 (1992) 化学工学の進歩 36 環境調和型エネルギーシステム“3.3 石油化学産業におけるシナリオ”槙書店(2002) 分離プロセスの開発とスケールアップの進め方 技術情報協会
セミナーの趣旨
化学工業の50年間を踏まえた人材育成の視点から、何を残し伝承すべきか、コストダウン技術、スケールアップ技術、プロセス設計技術、プラント設計技術、そして安全・衛生・環境確保に亙る一連の技術伝承ポイント、さらに気候変動問題への対応につき演者自らの経験を基に伝達します。
セミナー対象者
・化学工業・プロセス工業の若手・中堅技術者及び研究者・機械、エレクトロニクス系企業の化学分野担当技術者 等
・化学プラント建設・エンジニアリング企業の若手・中堅技術者
セミナーで得られる知識
これからの化学工業を維持・継続・向上するために必要不可欠なコストダウン技術、スケールアップ技術、プロセス設計技術、プラント設計技術、そして安全・衛生・環境確保に亙る一連の技術の要点が短時間で獲得
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
Ⅱ.我々は何をやって来たか
Ⅲ-1 コストダウン技術
・ プロセス設計の構造
・ プロセス設計・解析におけるシミュレーションの役割
・ ピンチテクノロジーとは
適用目的、先進プロセスのピンチ解析(プロピレン冷媒系)
・ プロセスインテグレーション適用
・ 省資・省エネ6つの視点
・ プロセス改善ガイドライン
Ⅲ-2 スケールアップ技術
・ アンモニア合成及び反応工学の誕生
化学反応装置のスケールアップ 回分操作と連続操作の特性
化学反応と自由エネルギー
・ 蒸留における蒸留実験の必要性
・ クロマト分離操作
Ⅲ-3 プロセス設計技術
・ 解説
・ 個別プロセスに対応した汎用ソフトの必要性
・ 抽出塔モデルと適用事例
・ 断熱材製造プロセス設計
・ ピンチテクノロジー適用
Ⅲ-4 プラント設計技術
・ コスト評価
・ インターナル選定
・ 蒸留塔の制御
・ 付帯設備-熱交換器・配管・ポンプ
・ 材質・腐食
・ プロセス制御
Ⅲ-5 安全・衛生・環境確保技術
・ 酵素法アミノ酸製造プロセス
・ 安全確保上の課題
・ 一連の事故事例
・ プラント安全確保要素
・ プロセス安全管理要素
・ 化学プラントの安全性評価-HAZOP活用手法
・ 標準活性汚泥法廃水処理操作
・ ブロック・アンド・ブリードについて
Ⅲ-6 CN2050実現への道筋
・ 廃熱分布と有効利用
・ 一次エネルギーと電力化率
・ 化石燃料の確認可採埋蔵量の視点
・ 具体的道筋
・ 気候科学の最新知見への意見具申