化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年3月17日(金)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 大和田 秀二 氏  早稲田大学 理工学術院 教授

【講師経歴】
(学 歴)
 1984年,早稲田大学大学院 理工学研究科 資源及金属工学専攻 博士後期課程修了
  
(職 歴)
 1984年より,早稲田大学 助手・専任講師・助教授を経て,1995年より教授,現職。
 学内では,理工学部 教務主任,環境総合研究センター 副所長,産学官研究推進センター長を,学外では,東京大学・東北大学・秋田大学 客員教授,日本学術会議 連携会員、NEDO技術委員、資源・素材学会 副会長・理事,環境資源工学会 理事,経産省・文科省・環境省 各種審議会・座長・委員等を歴任。
  
【活 動】
 専門は,リサイクル工学,資源分離工学。
 研究初期は各種天然資源の選鉱技術の高度化を,最近約20年間は各種固体廃棄物(人工資源)を対象とする粉砕・固相分離技術の高度化を検討している。
 主たる研究は,構成成分単体分離向上のための粉砕技術開発,固相分離特にセンサー選別技術の高度化,資源循環技術適用の最適化,等である。
 所属学会は,資源・素材学会,粉体工学会,廃棄物資源循環学会,等。
 論文108件,国内外での招待講演・研究発表等 約800件,著書 27件。

セミナーの趣旨

 廃プラスチック類を選別処理する目的は,主として,① マテリアルリサイクル促進のための各プラスチック素材の高純度化,② マテリアル・ケミカル・サーマルを含むほぼすべてのリサイクルのための不純物あるいはその処理に関する忌避成分の除去,③ 塩素・臭素等の有害成分の除去,と考えてよいが,これらの目的を達成するための選別技術はほぼ共通である。本講演では,その各種選別技術について基礎理論と適用性について口述する。特に 2022年4月にプラ新法が施行され,その重要性はますます高まっている。
 また,廃電子機器類には貴金属・重金属・レアメタル等の各種有価金属とともにハロゲン等の製錬忌避成分も含まれており,前者を効率的に回収するためには後者の適切な除去も必要となる。本講演ではそうしたプロセスの技術開発の状況を各種国プロでの成果を中心に口述する。

セミナー対象者

 人工(廃棄物)・天然(鉱物)資源の処理技術に興味のある方々。
 高校生,大学生,企業の技術者,上記各種資源を扱う商社の方々,等。

セミナーで得られる知識

 各種プラスチック類のリサイクル技術および電子機器からのレアメタルを含む各種素材のリサイクル・除去技術の基礎と応用が身に付きます。特に,本講では,リサイクルおいて最重要の前処理である破砕・粉砕および物理選別技術の一般論と,それら技術の高度化によるプロセス全体の省エネルギーの可能性についても述べます。

プログラム

               ※ 適宜休憩が入ります。
1. プラスチック類のリサイクル技術
 プラスチック類相互分離の必要性
 プラスチック類に適用可能な選別技術
  ・ 手選,比重選別,近赤外線選別,中赤外線選別,ラマン分光選別等の基本原理とそれぞれの適用性
 プラスチック中のハロゲン除去の重要性とそのプロセスの紹介
  
2. 電子機器類のリサイクル技術
 電子機器類からの銅・貴金属類の濃縮プロセス
  ・ 基板の焙焼によるハロゲン除去技術
  ・ 焙焼基板から各種素子の剥離技術
  ・ ボーズ基板中の銅・貴金属類の存在状態とその濃縮技術
 電子機器類からのレアメタル(活性金属)類の濃縮プロセス
  ・ 電子機器からの基板類の回収技術
  ・ 基板から各種素子の剥離技術
  ・ 各種素子の相互分離技術
  
  

関連図書

        材料・合成技術

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