化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年2月10日(金)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 池 道彦 氏  大阪大学大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授

【講師経歴】
 兵庫県出身。
 昭和62年 大阪大学大学院 工学研究科 博士前期課程修了(環境工学専攻)。久保田鉄工㈱(現 ㈱クボタ)に勤務の後、平成2年 大阪大学 工学部 助手に採用され、講師、助教授を経て、平成18年から現職(大阪大学大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授)。この間、平成10~11年にかけてドイツ遊学(ハンブルクーハーブルク工科大学 客員研究員)。

【活動等】
 主に生物機能を利用した環境・資源保全技術を幅広くカバーした研究を展開。査読付き論文として、和文48編、英文250編の研究成果を出版しており、金属類除去・回収に関しては編著として「Handbook of Metal Biotechnology(Pan Stanford Publ.)」「メタルバイオテクノロジーによる環境保全と資源回収(シーエムシー出版)」などの書籍がある。

【所属学会】
 IWA(国際水学会;公式ジャーナルのAssociate Editor)、日本水環境学会(副会長)、日本生物工学会、環境バイオテクノロジー学会(理事)、環境技術学会(理事)、水処理生物学会(副会長)など

セミナーの趣旨

 主にハイテク産業において、レアメタルを含めた多様な金属類(半金属・非金属含む)が利用されるようになり、有害物質の制御、および希少資源の循環・利用という両側面から、排水や廃棄物中の金属類を除去・回収し、付加価値の高い資源として循環利用することの重要性が高まってきている。本講演では、微生物の持つ金属類代謝機能を利用した“メタルバイオテクノロジー”の概念を提示したうえで、メタルバイオテクノロジーによる金属類除去・回収・資源化技術の開発状況を、主にセレンを対象とした研究を例に紹介する。

セミナーで得られる知識

 微生物を用いてレアメタルを含めた金属類を排水中から除去し、回収するメタルバイオテクノロジーの技術開発の現状と今後の方向性、および微生物を用いた環境適合型金属系材料(半導体ナノ粒子)合成技術について

プログラム

                 ※ 適宜休憩が入ります。
1. イントロダクショション
 1.1 金属類を巡る問題:環境汚染と資源枯渇
 1.2 メタル/ミネラルニュートラルの概念とメタルバイオテクノロジー
  
2. メタルバイオテクノロジー概論
 2.1 メタルバイオテクノロジーとは
 2.2 バイオリーチング
 2.3 バイオソープション
 2.4 バイオミネラリゼーション
 2.5 バイオボラタリゼーション
  
3. メタルバイオテクノロジーによる排水処理・資源回収技術の開発~Seを例に~
 3.1 バイオミネラリゼーションによるSe排水処理・資源回収
 3.2 バイオボラタリゼーションによるSe排水処理・資源回収
 3.3 Se以外の金属類への水平展開
  
4. メタルバイオテクノロジーによる半導体ナノ粒子合成技術の開発
 4.1 微生物による半導体ナノ粒子合成法
 4.2 カルコゲン還元微生物を利用した系半導体ナノ粒子合成
  
  

関連図書

        材料・合成技術

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        食品・化粧品・バイオ