* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年12月9日(金)13:30~15:00
受 講 料:22,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 19,800円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
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講 師
河済 博文 氏 (公財)九州先端科学技術研究所 特別研究員・近畿大学 名誉教授
1980年 九州大学大学院 総合理工学研究科 分子工学専攻修了
1980年 九州大学大学院 総合理工学研究科 助手
1995年 近畿大学 九州工学部 助教授
2004年 近畿大学 産業理工学部 教授
2015年~2017年 九州大学大学院 工学府 客員教授
2017年 プラスチックリサイクル化学研究会 技術功績賞「ラマン散乱識別を活用した高性能廃プラスチックリサイクルシステムの開発」
2022年4月より 近畿大学 名誉教授 ・(公財)九州先端科学技術研究所 特別研究員
【研究歴】
1980年〜 レーザ励起蛍光法等による基底状態化学種の分子構造解析
1995年〜 表面プラズモン共鳴等の分光計測による生体分子高感度計測法の開発
2004年〜 プラスチックリサイクルにおけるラマン分光等の光学識別の応用 この間、産学官連携により多数の経済産業省、環境省のプロジェクトに参加
【所属学会】
廃棄物資源循環学会・日本化学会・日本分析化学会・日本分光学会
【著書等】
“Progress in Sustainable Energy Technologies Vol II, Creating Sustainable Development”, Ed. I. Dincer et al., A. Midilli, H. Kucuk Chapter 34, “High-Performance Recycling System for Waste Plastics Using Raman Identification”, Springer (SPi Global), 2014
“プラスチックの資源循環に向けたグリーンケミストリーの要素技術” 監修:澤口孝志, 第16章“家電・自動車リサイクル法での最終残渣プラスチックのマテリアルリサイクル”, シーエムシー出版, 2019
“プラスチックのケミカルリサイクル技術” 監修:吉岡敏明, 第Ⅱ編 第3章“光学識別法”, シーエムシー出版, 2021
セミナーの趣旨
廃プラスチックをマテリアル(材料)リサイクルするためには、単一成分を高純度で回収する必要があり、そのためには分光測定を活用した光学識別が必須といえる。従来は、近赤外吸収を利用した装置のみであったが、近年は中赤外吸収やラマン、さらにはテラヘルツといった新しい分光技術の利用が進みつつある。本セミナーでは、基本となる分光測定法につき解説すると共に、廃プラスチックの選別回収に活用できる各種光学識別技術の最新動向や課題を紹介する。
セミナー対象者
・ プラスチックリサイクルが必要な企業の技術者、企画担当者
・ リサイクルプラスチック、再生樹脂の利用、流通に関わる方
・ プラスチックのリサイクルに興味のある方
セミナーで得られる知識
・ 廃プラスチック高度選別回収のための光学識別技術
・ 光学識別の基礎となる分光測定法の概要
・ 光学識別におけるデータ処理技術
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. プラスチックのマテリアルリサイクル
1.1 プラスチックのマテリアルフローとリサイクル方法
1.2 マテリアルリサイクルの現状
2. 分光測定法とは
3. 廃プラスチックの光学識別技術
3.1 近・中赤外吸収
3.2 ラマン散乱
3.3 テラヘルツ
3.4 その他光学識別技術
4. 光学識別データ処理技術
5 まとめ