* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年11月17日(木)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
奈良部 忠邦 氏 サクセスインターナショナル㈱ デバイス開発部長
【講師経歴】
1978年 ソニー中央研究所にてCCDの研究、開発に従事。事業化に向けて、CCD遅延素子の開発、商品化、CCDリニアイメージセンサーの開発、商品化、ビジネス化を遂行。
1991年2月、リニアセンサ事業室 設計課 統括課長。
1996年 ソニー最初のCMOSイメージセンサーの開発に着手し、商品化、ビジネス化着手をも実行。
2000年10月1日、CMOSセンサ部 統括部長。
2001年7月1日、センシングプロセッサ事業部 事業部長。
2002年6月から半導体技術開発関係の組織に所属し、CMOSイメージセンサーを核とした技術開発に従事。
2012年 学位取得。博士(工学)。
2020年9月30日、42年6ヶ月勤めたソニーを卒業。
2021年10月、サクセスインターナショナル㈱ 参画。デバイス開発部長。
【活 動】
一般社団法人 半導体産業人協会 教育委員会 委員。 一般社団法人 電子情報通信学会 会員。 IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 会員。 SPIE (国際光工学会) 会員。
2009年4月、東北大学大学院 工学研究科 技術社会システム専攻 編入学、
2012年9月 東北大学大学院 工学研究科 技術社会システム専攻 修了
セミナーの趣旨
イメージセンサーは、現在、高集積化、性能進化、性能拡張化、機能拡張化が進み、多くの分野に使用されている。このイメージセンサーを組み込む電子機器のシステム開発者には、イメージセンサーを理解し、それを活用していく技術が求められている。
本セミナーでは主にCMOSイメージセンサーを対象に、その構造、特性、機能と、評価手法やカメラ信号処理などの知識、そして、今後の方向性を学習する。
これらの内容の理解を深めていくために、併せて、イメージセンサーに関わる撮像についての歴史と種類についても説明すると共に、近年、特性向上と拡張が著しい様々な特性と機能を有するCMOSイメージセンサーについても紹介する。
CMOSイメージセンサーの市場動向を含め、CMOSイメージセンサーの基礎からイメージング技術の最新動向までを、今までの経験や知見を活かして判りやすく説明いたします。CMOSイメージセンサーを活用していくためにも、ぜひ、ご参加ください。
セミナー対象者
イメージセンサーの研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
業務に活かすため、イメージセンサーについての知見を得たいと考えている方。
イメージセンサーに取り組んでいるが、個々のテーマと全体の理解に困っている方。
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。(初心者から中級者まで)
セミナーで得られる知識
・ CMOSイメージセンサーの基礎知識
・ イメージング技術の最新動向
・ CMOSイメージセンサーを活用していくために役立つ知識
・ CMOSイメージセンサーの市場動向
・ イメージセンサーの歴史
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
2. イメージセンサーの概要
2-1. イメージセンサーの種類と特徴と歴史
2-2. イメージセンサーの構造と動作
2-3. CMOSイメージセンサーがCCDを凌駕する端緒となった技術
3. CMOSイメージセンサーの基本特性
3-1. CMOSイメージセンサーの特性
3-2. CMOSイメージセンサーの評価
4. CMOSイメージセンサーのデバイス構造と回路
4-1. オンチップA/D変換回路
4-2. 裏面照射型
4-3. 積層型イメージセンサー
5. CMOSイメージセンサーに関するカメラ信号処理
5-1. カラーフィルタ配列
5-2. 信号のカラー化
6. CMOSイメージセンサーの特性を活かした機能と応用
6-1. 高速撮像
6-2. 高ダイナミックレンジ
6-3. グローバルシャッター
6-4. オートフォーカス
6-5. 距離画像
6-6. SPAD画素LiDAR向け積層型距離センサー
6-7. LFM (LED Flicker Mitigation)
6-8. 偏光センサー
6-9. インテリジェントビジョンセンサー
6-10. 近赤外線撮像性能
6-11. 紫外線(UV)波長域対応
6-12. EVS(イベントベースビジョンセンサー)
7. CMOSイメージセンサーの今後の方向性
8. まとめ