* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年12月13日(火)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
セミナーの趣旨
マイクロプラスチックは環境汚染問題についてきわめて大きな懸念材料のひとつとなっています。このマイクロプラスチック問題について,大気および水中の汚染実態,調査および分析、海外の最新動向を専門家である大河内 博先生と亀田 豊先生にご講演していただきます。
セミナー対象者
・ 大気マイクロプラスチックに関心のある学生,研究者,行政担当者,企業技術者。
・ これからマイクロプラスチックスについて関係していかれる行政の方、メーカー、分析業者、研究者の方
・ 現在マイクロプラスチックスに関係している行政の方、メーカー、分析業者、研究者の方
・ 分析機器の選定、分析方法に悩んでいる方 ・マイクロプラスチックスの今後の動向を知りたい方
セミナーで得られる知識
大気中マイクロプラスチックの国内外における研究現状,想定される環境および健康リスク,採取・前処理法・分析法など。一般的に実施される0.3㎜以上のマイクロプラスチックの河川や海洋における調査分析手法を実際の調査事例をもとに理解できます。また、0.3㎜未満のより細かなマイクロプラスチックの調査分析手法も実際の調査事例をもとに理解できます。さらに、後日実際の分析方法に関するご質問にも対応いたします。
プログラム
講演 1. 大気マイクロプラスチックの実態解明と健康影響評価 |
13:30~14:50 | |
講師: | 大河内 博 氏 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授 |
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【経 歴】 | 1989年 早稲田大学 理工学資源工学科 卒業. 1991年 東京工業大学大学院 創造理工学研究科 修士課程・化学環境工学専攻 修了. その後,神奈川大学 工学部 助手,英国 イーストアングリア大学 博士研究員,東京都立科学技術大学 工学部 助教授,首都大学東京 都市環境学部 准教授,早稲田大学 理工学部 助教授,同 創造理工学部 准教授を経て,2008年より早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科 教授. 2010年より2014年まで早稲田大学 創造理工学部 教務副主任(入試・広報担当),2014年より2016年,2022年より2024年まで早稲田大学 理工学術院長補佐(企画・国際化担当,入試・広報担当)。 |
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【研究歴】 | 日本環境化学会 理事,大気環境学会 常任理事,認定NPO法人 富士山測候所を活用する会副理事長. 著書に「地球・環境・資源ー地球と人類の共生を目指して」(共立出版),「越境大気汚染の物理と化学」(成山堂),「大気環境の事典」(朝倉書店),「東日本大震災と環境汚染」(早稲田大学ブックレット)など. |
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【講演内容】 | 世界における大気中マイクロプラスチック研究の現状を紹介し,環境研究総合推進費(JPMEERF20215003)で取り組んでいる研究概要として採取法・前処理法・分析法,日本全国における観測結果を中心に解説し,今後の課題について整理します。 | |
講演プログラム | ・ 大気マイクロプラスチックの研究現状と健康および環境リスク ・ 大気マイクロプラスチックの採取法・前処理法・分析法 ・ 大気マイクロプラスチックの国内実態 ・ 大気マイクロプラスチックの呼吸系影響 |
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講演 2. 今から始められる! 河川や海におけるマイクロプラスチック調査・分析方法 |
15:00~16:20 |
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講師: | 亀田 豊 氏 千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 教授 |
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【経 歴】 | 東北大学工学研究科 博士前期課程修了後、北海道大学工学研究科 博士後期課程修了。工学博士。 横浜国立大学、独立行政法人 土木研究所、埼玉県を経て現在、千葉工業大学 創造工学部 都市環境工学科 教授。 環境省マイクロプラスチック自動前処理装置開発委託業務、作業委員及び検討委員、環境省海洋プラスチックごみによる生物・生態系リスク評価検討委員会-文献レビュー分科会委員等を歴任。 |
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【研究歴】 | マイクロプラスチック等の水中の微量汚染物質に関する研究を進める。現在、マイクロプラスチック研究にて、日本郵船㈱の外航船をボランティアシップとして活用し、地球の海洋におけるマイクロプラスチックの地球規模の観測を世界月の分析技術を利用して実施している。 日本水環境学会、日本環境化学会、Society of Environmental Toxicology and Chemistry 等の国内外の学会に所属。 著書として 『先端の分析法 第2版』等がある。 |
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【講演内容】 | EUではマイクロプラスチックの製品中への使用規制が始まり直前であり、代替物質開発や製品からのプラスチック排出量把握および劣化特性評価等、いよいよ世界的にプラスチックゴミやマイクロプラスチックの調査分析方法が必須となっている。本セミナーでは水中に排出されたマイクロプラスチックの調査分析方法について、環境省の推奨方法から最先端の方法まで実用レベルで紹介する。また、演者の調査経験を生かした様々なアドバイスも提供することで、聴講者をすぐに調査分析できるレベルまで向上させる。 | |
講演プログラム | ① 河川や海洋におけるマイクプラスチック調査方法 ② マイクロプラスチックの前処理方法 ③ マイクロプラスチックの分析方法 ④ マイクロプラスチックの同定方法 ⑤ 微細なマイクロプラスチック調査、分析方法 ⑥ 参加者からの質問受付と回答 |
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