化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年11月15日(火)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

伊原 正喜 氏
国立大学法人 信州大学 生命医工学専攻 生命工学分野 農学部
農学科生命機能科学コース担当
先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 工学博士

【講師経歴】
 平成16年4月 独立行政法人 理化学研究所 基礎特別研究員
 平成18年10月 東京大学 工学部 特任助教
 平成21年10月 信州大学 農学部 有期雇用特定助教
 平成21年10月 国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究員(平成27年3月まで兼務)
 平成26年10月 信州大学 農学部 助教
 平成30年10月~現在 信州大学 農学部 准教授

【活 動】
 平成14~18年 光合成反応中心タンパク質の改良
 平成18~21年 バイオセンサーの開発
 平成21~26年 光駆動二酸化炭素固定系の開発
 平成26~現在 微生物によるカーボンリサイクル(二酸化炭素固定菌および藻類に関する研究開発)

セミナーの趣旨

 脱炭素社会では二酸化炭素が資源であり、二酸化炭素から石油代替物質を生産することになる。しかし、二酸化炭素は安定な分子であるため、固定化にはエネルギーが必要である。当然、化石燃料由来のエネルギーを利用できないため、自然エネルギーや再生可能エネルギーを用いることになるが、より省エネで持続可能なシステムが必要である。微生物は長い進化の中で高効率且つ低環境負荷バイオシステムを開発しており、学ぶべき点は多い。我々は、二酸化炭素固定菌や藻類の改善に取り組み、Air-to-Chemicalsの実用化を目指している。セミナーでは、微生物によるカーボンリサイクルの概要、生化学的原理、我々取り組みと海外の研究動向から展望まで紹介したい。

セミナー対象者

 脱炭素技術関係者や微生物プロセス技術者

セミナーで得られる知識

 微生物によるカーボンリサイクルの概要、生化学、現状と展望

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 概要
 1-1. 二酸化炭素の固定化
  1-1-1. 二酸化炭素の物性
  1-1-2. 二酸化炭素固定化の化学
  1-1-3. 二酸化炭素固定化と二酸化炭素隔離
  1-1-4. 二酸化炭素固定化の動向
  1-1-5. 再生可能エネルギーについて
 1-2. 微生物によるカーボンリサイクル
  1-2-1. 様々な二酸化炭素固定生物
  1-2-2. 二酸化炭素固定と物質生産
 1-3. その他のカーボンリサイクル
  1-3-1. 人工光合成
  1-3-2. メタネーション
  1-3-3. フィッシャー・トロプシュ(人造石油)
  1-3-4. 窒素固定
  
2. 微生物による二酸化炭素固定の生化学
 2-1. 光合成生物による二酸化炭素固定
  2-1-1. 光合成(明反応)
  2-1-2. 光合成(暗反応)
  2-1-3. 光合成の効率
  2-1-4. 酸素発生型光合成生物
  2-1-5. 酸素非発生型光合成生物
  2-1-6. 光合成微生物
  2-1-7. 光合成生物の課題
  2-1-8. 光合成生物の得意を活かすには
 2-2. 非光合成生物による二酸化炭素固定
  2-2-1. 好気的非光合成生物
  2-2-2. 水素酸化細菌
  2-2-3. 水素酸化細菌によるタンパク質生産
  2-2-4. 水素酸化細菌による生分解性プラスチック生産
  2-2-5. 水素酸化細菌によるバイオ燃料生産
  2-2-6. ギ酸酸化菌およびギ酸資化菌
  2-2-7. アンモニア酸化菌(硝化細菌)
  2-2-8. 鉄酸化菌
  2-2-9. 嫌気的非光合成生物
  2-2-10. メタン生成菌
  2-2-11. アセトジェン
  
3. 現状と展望
 3-1. 光合成生物の培養と生産物
 3-2. 光合成生物利用の課題
 3-3. 非光合成生物の培養と生産物
 3-4. 非光合成生物利用の課題
 3-5. 微生物によるカーボンリサイクルが築く脱石油社会
  

  
  

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        材料・合成技術

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        食品・化粧品・バイオ