化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ 液相法による電解質および電極複合体の作製と全固体電池の構築 ~
 
 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年12月1日(木)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

松田 厚範 氏
豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系教授 博士(工学)

【講師経歴】
 1987年4月 日本板硝子㈱
 1997年4月 大阪府立大学 工学部 機能物質科学科 助手
 2000年10月  同大学院 工学研究科 物質系専攻機能物質科分野 講師
 2002年9月 豊橋技術科学大学 工学部 物質工学系 助教授
 2006年10月 豊橋技術科学大学 工学部 物質工学系 教授
 2010年4月 豊橋技術科学大学 大学院 工学研究科電気・電子情報工学系 教授
 現在に至る

【専 門】
 無機材料科学

【所属学会】
 日本セラミックス協会、日本ゾルゲル学会、電気化学会等

【著 書】
 「ゾル-ゲルテクノロジーの最新動向」

【受 賞】
 2001年 D. R. Ulrich Award(アルリック アウォード)受賞 (ゾル-ゲル法に関する国際賞)
 2011年 「日本セラミックス協会 学術賞」(ゾル-ゲル法を含めた液相プロセスからの機能性材料に関する研究業績に対する賞)
 2012年 「永井科学技術財団賞 学術賞」(液相法による機能性薄膜の創製と光・環境分野への応用に関する研究業績に対する賞)
 2017年 「粉体粉末冶金協会 研究進歩賞」(ナノ粉末を用いた複合粒子設計による界面微構造制御技術の確立)連名
 2017年 日本セラミックス協会フェロー表彰

セミナーの趣旨

 リチウムイオン二次電池(LIB)の信頼性・安全性を向上し、コンパクト化を可能にするためには、全固体化が必須であり、優れた固体電解質の開発とその量産技術が望まれています。本セミナーでは、われわれの研究成果を中心に液相から硫化物系固体電解質ナノ粒子を合成する液相加振(LS)法、硫黄過剰添加溶液法(ES-S)法および水溶液系イオン交換(I/E)法と得られた電解質を用いた全固体電池の特性を詳しく述べます。また、硫化物系固体電解質と電極活物質を複合化し、その微構造を制御に関する手法として核成長(SEED)法を紹介します。最後に全固体LIBの研究開発の取組みと動向を概観してまとめたいと思います。

セミナー対象者

 本セミナーでは、全固体LIBの研究開発に携わっている企業等の技術者・研究者に有益な情報を提供したいと考えています。

セミナーで得られる知識

 ①イオン伝導体とリチウムイオン電池の基礎、液相法による硫化物系固体電解質の合成とその特性、液相法の特徴を生かした電極複合体の微構造・界面設計と電池特性、全固体リチウムの研究動向など

プログラム

              ※ 適宜休憩が入ります。
1.  イオン伝導体とリチウムイオン電池の基礎
  
2.  液相加振(LS)法による Li2S-P2S5 系(LPS)および Li2S-P2S5-LiI 系(LPSI)固体電解質の合成と特性評価
  
3.  硫黄過剰添加溶液(ES-S)法による Li7P3S11 固体電解質の超短時間合成と特性評価
  
4.  水溶液系イオン交換(IE)法による Li4SnS4 系固体電解質の作製と特性評価
  
5.  核成長法(SEED)法によるリチウムイオン電池正極複合体の作製と界面設計
  
6.  全固体リチウムの研究動向とまとめ
  
  

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        電池技術・市場

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