化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

  開催日時:2022年10月12日(水)13:30~16:30 
受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
  *メルマガ登録者 39,600円(税込)
  *アカデミック価格 26,400円(税込)
 パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 角五 彰 氏  北海道大学大学院 理学研究院 化学部門 准教授

【講師経歴】
 北海道大学大学院 理学研究科 博士課程修了(博士(理学))(2003年)。
 2004年 同大学院 理学研究科 生物科学専攻 助手。
 2006年 同大学院 理学研究院 生命理学部門 助手(のち助教)。
 2011年から 同大学院 理学研究院 化学部門 准教授。
 2012年 科学技術分野 文部科学大臣表彰 若手研究者賞、
 2016年 高分子学会 学術賞を受賞。第6回 バイオテックグランプリ 荏原製作所賞 受賞。
 HFSP Award 2021 プログラムグラント 受賞(2021年)。

セミナーの趣旨

 近年,「群ロボット」という群れの様々な機能に着目した研究が注目を集めてきました。ロボットを群れとして利用することで,作業の分担やリスク対応,また環境に適したフォーメーションが可能となるなど,単体のロボットにはない機能を持たせることができます。医療や災害現場での応用が期待されており,これまでに数多くのロボットが開発・提案されてきました。近年の技術進歩により,ロボットはマイクロスケールやナノスケールまで小型化されましたが,サイズの小ささゆえ,これらのロボットを実働させるには至っていませんでした。本セミナーでは,群れの形成解離を遠隔で操作する分子機構を導入することで,物質輸送という実効的な仕事を遂行する分子ロボットを紹介します。分子ロボットは直径25ナノメートル,全長は5マイクロメートル(髪の毛の20分の1)程度のサイズで,駆動系としてモータータンパク質を,制御系としてDNA分子コンピュータを持ちます。さらに,光を感知するフォトクロミック色素を組み込むことで遠隔操作を可能にしています。

セミナー対象者

 •  群れの研究に興味のある方
 •  マイクロサイズのロボットに興味ある方
 •  非機械式の駆動システムに興味がある方
 •  薬物輸送や物質回収などに興味がある方

セミナーで得られる知識

 1)  分子群ロボット研究の最新動向。
 2)  分子群ロボットの動作原理ならびに基本的な設計指針。
 3)  分子ロボットを構成する各種分子パーツの特性や機能。
 4)  分子ロボットを利用した応用例。

プログラム

             ※ 適宜休憩が入ります。
1)  自然界の群れ
  
2)  群れることの利点
  
3)  分子ロボットの基本構成要素
  
4)  分子ロボットの作成・合成法
  
5)  分子ロボット群を制御する方法論
  
6)  分子群ロボットによる物質輸送
  
  

関連図書

        機械・装置

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