~ 設計 ・ 課題 ・ 構造化、 および将来展望までを解説 ~
本セミナーはZoom/ウェビナーを使用いたします。
トリケップスセミナー
開催日時:2022年3月29日(火)13:00~16:30
参 加 費:お1人様受講の場合 48,400円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 62,700円(税込/1口)
※ テキストは2日前を目安に、PDFファイルをダウンロードできるようにする予定です。
講 師
棟方 裕一 氏 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 環境応用化学域 助教
講義項目
電池の新たな可能性を拓く技術として「全固体化」が注目されている。可燃性の有機電解液を不燃性の固体電解質に置き換える試みである。電池の安全性が大幅に改善されることはもちろん、電池の使用可能温度域の拡大やエネルギー密度の向上も期待される。しかし、全固体化を実現するためには、有機電解液の使用を前提としてきたこれまでの材料や電池の設計では不十分であり、新たな材料や電池の設計が必要とされている。
本講演では、全固体化が求められる背景として、リチウムイオン電池の構成や動作原理、課題を解説するとともに、全固体化で必要となる部材や電池設計を紹介する。また、全固体電池の用途展開や実用化における課題など、具体例を交えながら最近の研究開発状況を解説する。
1. はじめに~電池の基礎
1.1 電池の部材と構成
1.2 エネルギー密度と出力密度
1.3 充放電反応とは
1.4 リチウムイオン電池の現状と課題
2. 全固体リチウム二次電池
2.1 電池の全固体化とは
2.2 全固体化のメリットと可能性
3. 全固体リチウム二次電池の設計
3.1 固体電解質の種類と特徴
3.2 電解液との比較
3.3 固体電解質の合成例
3.4 電極材料の選択
4. 課題とその解決へ向けたアプローチ
4.1 固体-固体界面の形成
4.2 イオン伝導助剤の適用
4.3 中間層の導入
4.4 短絡の防止
4.5 半固体電解質
5. 電池の構造化
5.1 三次元構造化
5.2 バイポーラ型電池
6. 全固体リチウム二次電池の用途展開
6.1 電池の市場
6.2 用途展開
6.3 実電池作製上の課題
6.4 最近の話題、今後の展望
本講演では、全固体化が求められる背景として、リチウムイオン電池の構成や動作原理、課題を解説するとともに、全固体化で必要となる部材や電池設計を紹介する。また、全固体電池の用途展開や実用化における課題など、具体例を交えながら最近の研究開発状況を解説する。
1. はじめに~電池の基礎
1.1 電池の部材と構成
1.2 エネルギー密度と出力密度
1.3 充放電反応とは
1.4 リチウムイオン電池の現状と課題
2. 全固体リチウム二次電池
2.1 電池の全固体化とは
2.2 全固体化のメリットと可能性
3. 全固体リチウム二次電池の設計
3.1 固体電解質の種類と特徴
3.2 電解液との比較
3.3 固体電解質の合成例
3.4 電極材料の選択
4. 課題とその解決へ向けたアプローチ
4.1 固体-固体界面の形成
4.2 イオン伝導助剤の適用
4.3 中間層の導入
4.4 短絡の防止
4.5 半固体電解質
5. 電池の構造化
5.1 三次元構造化
5.2 バイポーラ型電池
6. 全固体リチウム二次電池の用途展開
6.1 電池の市場
6.2 用途展開
6.3 実電池作製上の課題
6.4 最近の話題、今後の展望