~ 物性低下・異物(塗膜)への対策と評価法 ~
☆「バージン材同等」を一律の目標とするのではなく、用途に応じた「使える品質」を実現するための実践的ノウハウを体系的に解説します。
本ウェブページは【LIVE配信(3/24実施)】を録画したアーカイブ配信の申込ページです。
視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。
R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】のご案内
配信開始日:2026年3月25日(水)
配信終了日:2026年4月1日(水)
参 加 費:49,500円(税込)
備 考
・配信開始日になりましたら、セミナー資料と視聴用URLをメールでお知らせします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
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申込方法
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講 師
山形大学 大学院有機材料システム研究科 准教授 博士(工学) 高山 哲生 氏
【ご専門】
高分子複合材料やポリマーブレンドの強度、弾性率や耐衝撃性などの力学特性に関するモデル化を行い、構築したモデルを用いて力学特性の最適化設計を行っている。
受講対象・レベル
企業研究者(プラスチック材料開発、成形加工、リサイクル技術担当)
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・リサイクル材に求められる「適正品質」の定義と市場動向
・ポリプロピレン(PP)の劣化メカニズム
・物性低下や異物(塗膜)混入に対する具体的な「アップグレード」技術
趣 旨
世界的な環境規制の強化に伴い、プラスチック資源循環は「サーマル」から「高品質マテリアルリサイクル」への転換が急務となっています。しかし、再生材の活用には、劣化による物性低下や異物(塗膜)混入といった技術的課題が立ちはだかります。
本セミナーでは、単に新品同様を目指す過剰品質ではなく、用途に見合った「使える品質」を実現するための実践的ノウハウを体系的に解説します。具体的には、欧州ELV指令などの最新法規制や市場動向の整理からスタートし、主力素材であるポリプロピレン(PP)を題材に、酸化劣化のメカニズムを詳説します。
さらに、リサイクルの最大の障壁となる異物への対策や、ポリマーブレンドや複合化による「アップグレードリサイクル」の実践事例を紹介し、再生材を高度に使いこなすための技術と戦略を短時間で習得することを目指します。
プログラム
1-1 プラスチック廃棄物の現状とフロー
1-2 日本のリサイクル率のカラクリ(サーマルからマテリアルへ)
1-3 容器包装と自動車部品のリサイクルの決定的な違い
1-4 「バージン材同等」は必要か?(過剰品質と適正品質)
1-5 今後待ち受けている法規制と要求される材料スペック(欧州ELV指令など)
2.ポリプロピレン(PP)の劣化メカニズムと寿命評価
2-1 高分子の劣化メカニズム(熱、光、せん断履歴)
(1) 自動酸化反応の基礎プロセス
(2) 分子量低下と架橋反応
2-2 PPのリサイクルに伴う物性変化
(1) 成形加工履歴(熱履歴)による溶融粘度の変化
(2) 結晶化度と機械的特性の相関
2-3 劣化の診断・評価技術
(1) ケミルミネッセンス(CL)法による酸化劣化評価
3.リサイクル材特有の課題対策
3-1 マテリアルリサイクルの阻害要因と対策
(1) 異物(塗膜片)の混入が物性に与える影響
3-2 ポリマーブレンド技術の応用
(1) 「あえて混ぜる」アップグレードリサイクル
4.高品質マテリアルリサイクルの実践事例
4-1 ドライブレンドによる高機能化
(1) 自動車用バンパー + バージン材
(2) 自動車用バンパー + リサイクル材
(3) 容リ材 + バージン材
(4) 容リ材 + リサイクル材
4-2 2次処理によるアップグレードリサイクル
(1) 自動車バンパー + プライマー
4-3 未活用廃材を用いたアップグレードリサイクル
(1) 楽器用リード
5.まとめ
【質疑応答】
