S&T出版ウェビナーのご案内
開催日時:2026年3月12日(木) 13:00~16:30
受 講 料:46,200円(税込) ※ 資料付
会 場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
備 考
<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
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申込方法
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講 師
岩間 剛一 氏 和光大学 経済経営学部 教授
<他の所属>
東京大学工学部非常勤講師(金融工学、資源開発プロジェクト・ファイナンス論)
三菱UFJリサーチ・コンサルティング客員主任研究員
石油技術協会資源経済委員会委員長
<経歴>
1981年東京大学法学部卒業。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。東京銀行本店営業第2部部長代理(エネルギー融資、経済産業省担当)。東京三菱銀行本店産業調査部部長代理(エネルギー調査担当)。出向:石油公団企画調査部:現在は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(資源エネルギー・チーフ・エコノミスト)。出向:日本格付研究所(チーフ・アナリスト:ソブリン、資源エネルギー担当)。2003年から現職
<著書>
「資源開発プロジェクトの経済工学と環境問題」、「ガソリン本当の値段」、「石油がわかれば世界が読める」、その他、新聞、雑誌等への寄稿、テレビ、ラジオ出演多数
セミナーの趣旨
今後も、猛暑による干ばつ等による水不足のために、水力発電の発電量が低下し、石炭火力発電が電力不足を補う構図が続く。発電用の一般炭価格は、2023年春には、欧州の天然ガス価格の低下を受けて低迷したものの、中国による豪州の一般炭の輸入増加により、2024年には1トン当たり140ドル台に上昇した。粗鋼生産用の原料炭価格も、インドの粗鋼生産が増加しており、中国が石炭の国内生産を拡大しているものの、堅調に動いている。中国は、脱炭素政策をとりつつも、石炭火力発電の新設を行っており、今後も石炭火力発電は増加する。インドネシアをはじめとしたアジア諸国も、石炭火力発電は重要な電源となっている。2023年に開催されたCOP28(第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議)においては、温室効果ガス排出削減対策をとっていない石炭火力発電の段階的な削減(Phase Down)を明記したものの、廃止(Phase Out)という表現にまでは踏み込んでいない。2025年のCOP30も、化石燃料廃止のロード・マップの制定は、現実論として先送りされた。世界の電力需要29兆キロワット時における36%を石炭火力発電が支えている現実があり、石炭は、2026年以降も重要なエネルギーとなっている。寡占化する石炭プレーヤーと堅調な石炭需要によって、石炭価格は上昇することが見込まれているとしても、石油、天然ガスと比較して圧倒的に割安であり、2026年冬が厳冬となった場合には、一般炭価格は1トン当たり200ドルを超える可能性も考えられる。脱炭素政策とエネルギーの安定供給とエネルギー・コストの低下の同時達成を実現する観点のもと、2026年春以降の石炭価格はどうなるのか。日本のUSC(超超臨界圧石炭火力発電)、IGCC(石炭ガス化複合発電)をはじめとした高効率な石炭火力発電と、石炭火力発電へのアンモニアの混焼による炭酸ガス排出削減の可能性。長期的なアジアにおける石炭産業、トランプ政権の石炭産業重視等、石炭火力発電事業に係わる日本企業にとっての事業戦略について、分かりやすく解説する。
プログラム
② トランプ政権の石炭重視の動きにより、今後も増加を続ける世界の石炭消費量
③ LNGスポット価格と石炭火力発電増加の現状と今後のコスト競争力
④ 欧州諸国をはじめとした脱ロシア産天然ガスの動きと石炭火力発電
⑤ 日本における電力の安定供給、LNG価格の上昇と石炭火力発電の可能性
⑥ 中国、インドの石炭需要動向と価格動向-豪州の一般炭の輸入増加
⑦ インドネシア、ベトナムをはじめとしたアセアン諸国の石炭火力発電動向
⑧ 日本の第7次エネルギー基本計画における火力発電の今後
⑨ 石炭火力発電廃止見直しへの動きと保守政党の現状-石炭企業の好決算
⑩ 超超臨界圧石炭火力発電、石炭ガス化複合発電の見通し-アジアへの戦略
⑪ 低品位炭利用技術の最新動向と今後の可能性-アンモニアと水素社会
⑫ 世界における原料炭需要の現状と今後の動向-中国、インドの粗鋼生産
⑬ 一般炭価格、石炭需要の今後の見通し-2026年以降も増加する石炭需要
⑭ 2030年以降の世界における石炭火力発電市場規模-途上国とメンテナンス
⑮ 石炭資源利用と地球温暖化防止への石炭液化技術とCCSの最新動向
⑯ 日本の石炭火力発電技術とコスト競争力-アンモニア混焼のチャンス
⑰ 米国、豪州の石炭火力発電政策と米国のトランプ大統領の政策
⑱ 新興国、途上国の石炭火力発電の今後-地政学リスクがない低コスト発電
⑲ アジア、アフリカの石炭火力発電の今後と日本企業のとるべき事業戦略
