化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~におい評価を一例として~
 
★オンラインZoom配信セミナーです。毎回大好評の講師が基礎から分かりやすく解説します!
※アーカイブ配信(期間:7/11~7/19)のご視聴を希望される方は【こちらのページ】からお申込ください。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2024年7月8日(月)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 摂南大学 理工学部 准教授 博士(工学)  竹村 明久 氏

受講対象・レベル

 官能評価を使ってみたいがどこから手を付けるかわからない方や、官能評価をやってみたけれど、今一つ知りたいことに迫れなかったご経験のある方など、初心者、または今一つ思うように活用できないと考えておられる経験者の方。

必要な予備知識

 特になし。官能評価を利用・活用したいという気持ちがあれば、誰でもご参加いただけます。

習得できる知識

 生活空間のにおいに関する官能評価を行ってきた経験から、においの心理評価をはじめとした官能評価を適切に精度よく行うための留意点について、初めての方でも聴いて頂けるように解説します。統計検定を用いた分析との関連も簡単に解説します。

趣 旨

 本講演では、官能評価を計画、実施する際に気をつけることや、分析に対する考え方について、におい評価に関する研究動向や成果の紹介などを交えて初心者にもわかりやすく解説する。官能評価が人の快適性をつかむ上で非常に有意義な手法であることを、強く深く感じられるような内容となっている。受講によって、官能評価を計画するための注意点、実施の際の留意事項、そして分析に当たっての基本的考え方や分析手法の概要が習得できる。

プログラム

1.官能評価とは
  ・官能評価とJIS
  ・どうして官能評価?
  
2.刺激と感覚
  ・刺激と五感
  ・Weber-Fechner則とStevens則
  
3.官能評価の計画
 3-1.計画における考え方
  ・目的をはっきりする
  ・目的に応じた手法を選ぶ
  ・2点試験法
  ・一対比較法
  ・評定尺度法(SD法・QDA法)
  ・動的官能評価法(TI法・TDS法)
  ・分析を含めた計画を立てる
 3-2.評価者について
  ・どのような人を採用するか
  ・専門家か一般人か
  ・スクリーニングの必要性
  ・何人採用すればいいのか
 3-3.評価における留意点
  ・試料に関すること
  ・提示順の影響
  ・情報に関すること
  ・教示や先入観の影響
  ・尺度に関すること
  ・言葉の認識の影響
  ・疲労と安全について
  ・順応について
  
4.官能評価の分析
 4-1.分析の基本的な考え方
  ・官能評価の計画と分析
  ・質的データと量的データ
  ・分析前に見ること
 4-2.分析手法
  ・記述統計と推測統計
  ・2点嗜好法の比率の検定例
  ・t検定の検定例
  ・分散分析の検定例と多重比較
  
5.官能評価のこれから
  
【質疑応答】