化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2024年5月28日(火)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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講 師

 平田 賢太郎 氏  平田技術士・労働安全コンサルタント事務所 代表

【講師経歴】
 1973年 東京工業大学大学院 理工学研究科 化学工学専攻修、三菱油化㈱ 入社
 2003年 技術士 化学(化学装置及び設備)登録
 2011年 三菱化学㈱ 退職、平田技術士・労働安全コンサルタント事務所 設立 代表就任

【活動歴】
 ・ 反応器・蒸留塔・抽出塔・各種単位操作のプログラム開発・適用
 ・ 擬似移動層クロマト分離工業化技術開発
 ・ エチレンプ ラントのピンチ解析及び合理化
 ・ リスクアセスメント・事故原因解析・特定及び再発防止対策提言
 ・ 化学物質取扱の法規制対応(SDS作成・整備)

【所 属】
 日本技術士会、化学工学会、日本労働安全衛生コンサルタント会

【著 書】
 「新版化学工学(解説と演習)」化学工学会編 槇書店、「実用化学装置設計ガイド」化学工学会編 工業調査会、「分離プロセスの開発とスケールアップの進め方」技術情報協会

セミナーの趣旨

 カーボンリサイクルはじめ化学プロセスは反応装置が心臓部ではあるが未反応物・副生物の処理には分離工程が不可欠であ る。代表的工程として蒸留、抽出、吸着工程はじめ、工業化スケールアップにおいては基礎データ取得、ベンチ実験、シミュ レーション、パイロット実証が必要である。演者は大手化学工業で、これらの一連の経験を所有してきたことから、これから 分離工程のスケールアップに挑戦する研究者・技術者に伝授することとした。

セミナー対象者

 ・ 分離工学が専門でなかったスケールアップに関心ある技術者・研究者
 ・ 蒸留・抽出・吸着分離のスケールアップ事例に関心ある技術者・研究者
 ・ 化学品のプロセス開発に携わっていて工業化にお困りの研究者・技術者
 ・ 機械、エレクトロニクス系企業の工業化にお困りの研究者・技術者
 ・ 化学工業・プロセス工業における若手技術者・研究者
 ・ カーボンニュートラル評価に関心ある技術者・研究者

セミナーで得られる知識

 蒸留(気液平衡/物性データ、蒸留計算法、蒸留実験、材質・腐食、安全工学、インターナル、制御、付帯設備、省エネ)・抽出(液々平衡、抽出計算法、抽出装置)・吸着(平衡・破過・連続式クロマト分離法)操作と工業化手法及び事例、化学工学全般基礎そしてカーボンリサイクル評価法

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

Ⅰ. 分離工学実践
  
1. 蒸留技術の変遷及び今後

 1.1 気液平衡/物性データ
 1.2 蒸留計算法
 1.3 熱と物質の同時移動計算
 1.4 蒸留実験
 1.5 材質・腐食
 1.6 安全工学上の課題
 1.7 概念設計及び蒸留方式
 1.8 インターナル選定
 1.9 蒸留塔の制御
 1.10 付帯設備-熱交換器・配管・ポンプ
 1.11 ヒートインテグレーション
 1.12 今後の課題
  
2. 抽出操作の工業化
 2.1 液々平衡の相関
 2.2 抽剤の選択
 2.3 選択性
 2.4 分配係数
 2.5 抽出塔モデル
 2.6 工業化事例
  2.6.1 アクリル酸抽出
  2.6.2 芳香族抽出
   2.6.2.1 作図法
   2.6.2.2 シミュレーション
 2.7 抽出装置
  
3. クロマト分離プロセスのスケールアップ
 3.1 緒言
 3.2 クロマト分離の原理
 3.3 基礎データ取得方法
  3.3.1 収着平衡
  3.3.2 層空隙率
  3.3.3 破過曲線
 3.4 クロマト分離の連続化
  3.4.1 実施例
  3.4.2 連続化の必要性
 3.5 擬似移動層の工業化スケールアップ
  3.5.1 工業化マップ
  3.5.2 シミュレーションモデル
  3.5.3 ベンチ実験
  3.5.4 パイロットテスト
  3.5.5 スケールアップ
  3.5.6 改良ロータリーバルブ法の特長
 3.6 まとめ
  
Ⅱ. 分離工学基礎(別添)
(必要に応じ引用する)

  
Ⅲ. カーボンリサイクルの評価
1. 再生可能エネルギーと電力化率
2. 化石燃料の確認可採埋蔵量からの炭酸ガス排出量
3. カーボンリサイクル反応の評価
 3.1 一酸化炭素合成
 3.2 メタノール合成
  
  ——————————————————-
  
Ⅱ. 分離工学基礎【別添】

  
1. 実践化工基礎 3ページ

 1.1 単位換算手法
 1.2 気体の状態方程式
 1.3 物質・熱収支
 1.4 燃焼理論及び計算
  
2. 流体工学 8ページ
 2.1 流体の流れ
 2.2 円管内の流れ
 2.3 流体の輸送
 2.4 圧力および流速,流量の測定
 2.5 流体輸送機器の種類と選定
  
3. 熱工学 19ページ
 3.1 伝熱の基本機構
 3.2 伝導伝熱
 3.3 対流伝熱
 3.4 輻射伝熱
 3.5 熱交換器
 3.6 燃焼装置
 3.7 蒸発装置
  
4. 蒸留操作 31ページ
 4.1 気液平衡
 4.2 単蒸留とフラッシュ蒸留
 4.3 回分蒸留と連続精留
 4.4 蒸留塔の設計
 4.5 特殊蒸留
 4.6 蒸留装置
  
5. 抽出操作・吸着操作 38ページ
 5.1 抽出操作
 5.2 吸着操作
  
6. 撹拌操作・混合操作  43ページ
 6.1 撹拌槽の構成
 6.2 流動特性
 6.3 撹拌所要動力
 6.4 混合性能
 6.5 スケールアップ
 6.6 撹拌槽伝熱
 6.7 気液系の撹拌
 6.8 固液系の撹拌
  
7. 反応操作 50ページ
 7.1 化学反応の分類
 7.2 反応器の分類
 7.3 反応速度
 7.4 反応速度に対する物質移動の影響
 7.5 回分反応器
 7.6 連続撹拌槽反応器(CSTR)
 7.7 流通型反応器(PFR)
 7.8 反応器の形式による性能の比較
  
8. プロセスシステム設計 53ページ
 8.1 プロセスシミュレーション
 8.2 プロセス制御
 8.3 ピンチテクノロジー
  
付表
例題解答集

  

  
  

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