化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

Latest technology and Market Trend of Mini LED & Micro LED

  ■ 発  刊:2018年11月9日
■ 定  価:冊子版  120,000 円(税込 132,000 円)
      PDF版(CD) 120,000 円(税込 132,000 円)
      セット(冊子 + CD)  130,000 円(税込 143,000 円)
      ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体  裁:A4判・並製・162頁 カラー
■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
   ISBN 978-4-904482-54-4
  パンフレット

【テレワーク対応サービスのお知らせ】
 弊社発行書籍を、書籍+CDのセットで弊社から直接お買い上げいただいたお客様には、ご希望があればCD中のPDF等を弊社URLからテレワーク先でもダウンロード可能な手配をいたします。ご希望の方は、発注時に合わせてご連絡ください。

購入方法

 カートへの投入、あるいはFAX申込用紙にてお申込ください。
  冊子版
  PDF版(CD)
  セット(冊子+CD)
          FAX申込用紙PDF 
[メルマガ登録者/新規登録希望者はこちらから]
 弊社のメルマガ登録者は、代金が10%引きになります。メルマガ登録者/新規登録希望者の書籍購入は、下記のカートへの投入によってお申し込みください。また、FAX申込用紙でご注文の場合は、FAX申込用紙のメルマガ受信可否「受信する」にチェックをお願いします。
  冊子版
  PDF版(CD)
  セット(冊子+CD)
          FAX申込用紙PDF 
 

本書の特徴

➢ モノリシック型マイクロLEDの実用化に向けての開発を詳述!
➢ マイクロLEDディスプレイとその材料の最新技術動向を解説!
➢ 台湾、中国、韓国のミニ&マイクロLEDの業界の動向を紹介!
➢ 各社が開発中のマストランスファーの概要、コスト分析を紹介!

= 刊行にあたって =

 台湾はLED製造の技術力で世界を牽引している。液晶では中国に追い越され、有機ELでは韓国に先行を許した。そこで、台湾の中にLED製造の基盤が揃っている強みを生かし、逆転の秘策として“ミニ&マイクロLED”に注力している。
 取材した「TouchTaiwan(2018年8月)」では、実際に、AUO、Innolux、Epistarなどの最新のミニ&マイクロLEDに注目を集めていた。また、同時開催された「マイクロLEDディスプレイコンファレンス」では多くのプログラムに参加者が熱心に聴講していた。
 ただ、マイクロLEDの世界市場を予測してみると、急速に拡大するとは思えない。例えば、2020年以降、マイクロLEDベースのスマートフォンの出荷が多くなると予測されているが、需給面から緩やかになっていくであろう。また、生産能力やコストを考慮すると、液晶およびOLEDとの比較ではスマートフォンやテレビに置き換えるのは難しい。
 また、マストランスファー技術の開発はまだ十分に進んでおらず、歩留まりの向上、生産コストの削減などの課題は多く、製造工程の最適化も必要になってくる。それでも、2025年には4,813億円にまで拡大すると予測されている。
 他方、ミニLEDは、自発光型のディスプレイやバックライトに使用される。テレビ、スマートフォン、車載用ディスプレイなどに採用される可能性があり、2025年には1,804億円になると予測されている。特に、LEDデジタルディスプレイと大型テレビが主流になってくる。
 本書では、ミニ&マイクロLEDの技術・業界を理解するために、第1章に、話題のモノリシック型マイクロLED、第2章に、マイクロLEDディスプレイとその材料の最新技術動向、第3章に、ミニ&マイクロLEDの市場、第4章に、世界の業界・企業動向を掲載した。
 

執筆者一覧

 上山 智  名城大学 理工学部材料機能工学科 教授
 鵜飼育弘   Ukai Display Device Institute 代表 / 技術コンサルタント
 ㈱シーエムシー・リサーチ 調査部

内容サンプル

構成および内容

目次構成・内容一覧PDF
第1章 モノリシック型マイクロLEDの実用化に向けた開発
 1. はじめに
 2. マイクロLEDディスプレイの種類と概要
 3. モノリシック型マイクロLEDの予想される仕様
 4. マイクロLEDディスプレイの低コスト化
 5. モノリシック方式+蛍光体方式
 6. モノリシック方式+直接発光方式
 7. モノリシック方式における欠陥部位の修正技術の必要性
 8. チップサイズの微小化に伴う性能低下の課題
 9. RGB直接発光を可能とする量子殻LED技術とそのポテンシャル
 10. おわりに

第2章 マイクロLEDディスプレイおよびその材料の最新技術動向
 1. はじめに
 2. FPDの課題とマイクロLEDの特徴
 3. マイクロLEDの現状
 4. マイクロLED関連知財
 5. 民生用マイクロLEDの課題と対策
  5.1 ディスプレイ実現のための要求事項
  5.2 エピタキシーへの要求事項と移載
  5.3 マイクロLEDディスプレイ用MOCVD
  5.4 結論
 6. AlediamicroLED
  6.1 AleldiaマイクロLEDの構造と特徴
 7. ナイトライド・セミコンダクターのUV-LED
  7.1 ナイトライド・セミコンダクター
  7.2 結晶テクノロジー
  7.3 高効率化・高出力化
  7.4 ディスプレイへの応用
 8. 実用化されているマイクロLED
  8.1 ソニーのOLEDマイクロディスプレイソニーのOLEDマイクロディスプレイの歴史
  8.2 必要な仕様
  8.3 高解像度技術
  8.4 回路およびシステム設計
  8.5 新開発のM-OLEDディスプレイ
  8.6 結論
 9. まとめ

第3章 マイクロLEDディスプレイの市場・業界動向
 1. マイクロLED
  1.1 概要
  1.2 マイクロLEDの長所と短所
  1.3 LEDディスプレイの種類
  1.4 マイクロLEDを使用した具体的な解決策
  1.5 放熱問題
 2. マイクロLEDディスプレイ
  2.1 概要
  2.2 業界動向
  2.3 市場動向
  2.4 AR/VR
  2.5 マイクロLEDテレビ
  2.6 デジタルサイネージ
 3. ミニLED
  3.1 概要
  3.2 業界動向
  3.3 台湾におけるミニLED業界の動向
  3.4 中国におけるミニLED業界の動向
  3.5 ミニLEDの市場動向
  3.6 ミニLEDの製造コスト
 4. マストランスファー
  4.1 概要
  4.2 開発中のマストランスファー
  4.3 マストランスファーのコスト分析
  4.4 マストランスファー工程の課題
  4.5 マストランスファー工程に求められる機能
  4.6 モノリシック化

第4章 世界のミニ&マイクロLEDの業界・企業動向
 1. 台湾
  1.1 概要
  1.2 企業動向
 2. 中国
  2.1 概要
  2.2 企業動向
 3. 韓国
  3.1 概要
  3.2 企業動向
 4. 日本
  4.1 概要
  4.2 企業動向
 5. 北米
  5.1 概要
  5.2 企業動向
 6. 欧州
  6.1 概要
  6.2 企業動向
 7. その他
 8. 大学
 

関連図書

        機械・装置

関連セミナー

        機械・エレクトロニクス・コンピュータ