化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

表紙
 
                 発行:2003年4月
                 体裁:B5版 330頁
                 定価:65,000円+消費税
                  * メルマガ登録者は 58,500円+消費税

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本レポートの特徴

  包装材料における高機能化および環境対応技術の到達点と課題を
  原料樹脂、製品など各分野ごとに詳述

刊行のねらい

 1970年代から1980年代にかけてコンビニの発展,電子レンジの普及など社会的背景から包装材料に対するニーズが多様化し,プラスチック系包装資材は高機能化が求められた。これに対応し,ポリマー,加工,印刷,機械メーカーなど包装に関わる業界が連携し,消費者の二―ズに応え,大きなな発展を遂げた。
 1990年代後半以降,地球的規模の環境保護が重要な課題となり,全産業でその対応が進んでいる。包装材料の環境問題は環境汚染物質と廃棄処理問題が2大テーマである,環境汚染物質を含まない包装材料開発と包装廃棄物による負荷を軽減するため再使用,減容化,リサイクリングに対応した技術開発が進んでいる。
 今日の包装材料開発上の課題は,高機能性で環境対応型材料を,低廉な価格で供給することである。この3条件は相互に相反する性格を持っており,この条件を満たすためには原料から加工など各段階の技術開発が必要である。
 本書は高機能と環境対応をキーワードとし,第1章の総論で過去のトレンドと現在の対応,課題を提起し,第2章以下で原料である樹脂と包装用フィルム・ボトルの最新技術・製品についてそれぞれの業界で活躍されている第一人者の方々にご執筆いただいた。
 本書は素材メーカー,包装資材加工メーカー,ユーザーの方々をはじめ包装に関わる広範な分野の方々にお役に立てると確信している。
                  2003年4月   シーエムシー・リサーチ 編集部

執筆者一覧(執筆順)

葛良忠彦  東洋製罐グループ綜合研究所 調査企画室 主任研究員
世利卓也  日本ポリケム㈱ 材料開発センター 包装材料研究室 グループリーダー
後藤辰男  宇部興産㈱ ポリエチレンビジネスユニット PEテクニカルグループ 主席部員
大森 浩  日本ポリケム㈱ 材料開発センター 包装材料研究室 グループリーダー
近成謙三  三井住友ポリオレフィン㈱ 技術開発部 ポリエチレン研究グループ 主席研究員
牧 伸行  三井・デュポンポリケミカル㈱ テクニカルセンター 第2グループ 主任研究員
田中克二  三菱化学㈱ 石化研究センター ポリマー研究所 グループマネージャー
中條 澄  K・C・リサーチ代表
黒田健二郎  凸版印刷㈱ パッケージ事業本部 研究開発本部第一部 課長 チームリーダー
藤井 均  大日本印刷㈱ 包装綜合開発センター 主幹技術員
銅崎慎二  三菱樹脂㈱ フィルム包装材事業部
戸田欽一  東セロ㈱ 開発研究センター 第4開発研究グループリーダー
大場弘行  呉羽化学工業㈱ 樹脂加工技術センター 包装材料研究室 室長
桂 昌義  三菱樹脂㈱ フィルム包装材事業部 カスタマーサービスラボ担当課長
花市 岳  二村化学工業㈱ フィルム事業部 開発チーム 主任
木原勇人  住友化学工業㈱ ポリオレフィン機能樹脂事業部 主席部員
中島寛幸  日本合成化学工業㈱ 中央研究所 機能材料研究室 主任
風藤 修  ㈱クラレ エバールカンパニー 倉敷事業所 研究開発部 開発主管
渡邊知行  ㈱クラレ エバールカンパニー 倉敷事業所 研究開発部 開発主管
水口眞一  水口技術士事務所 所長
金井康矩  元カーギル・ダウ 技術顧問
松田常俊  ユニチカ㈱ フィルムカスタマー・ソリューション部 グループ長
西村 弘  ユニチカ㈱ フィルムカスタマー・ソリューション部 主任
猪股 勲  三菱樹脂㈱ エコロージュ部 主幹
山下裕二  北海製罐㈱ 開発部 チームリーダー
小川公博  帝人化成㈱ ナフタレート樹脂開発部 主席部員
松田尚人  東洋製罐グループ綜合研究所 第2研究室 研究員
 

 

構成および内容

目次一覧PDF
 第1章 総 論・・・・・葛良忠彦

   1. 包装の役割と定義
   2. 包装の発展と機能性包装の出現
      2.1 近代包装の系譜
      2.2 ライフスタイルの変化と機能性包装
   3. 包装技法と包装に要求される機能
      3.1 品質保全機能
      3.2 衛生機能
      3.3 利便性機能
      3.4 包材加工適性
   4. 包装における環境問題
      4.1 再使用
      4.2 減量化
      4.3 リサイクリング
   5. 生分解性プラスチックの使用
   6. 機能性包装材料の課題と今後の開発方向

 第2章 包装用機能性樹脂の新展開

   1. メタロセンポリエチレン
      1.1 メタロセンポリエチレン「カーネル」・・・・・世利卓也
          1.1.1 はじめに
          1.1.2 「カーネル」の特徴
          1.1.3 「カーネル」の用途展開
          1.1.4 おわりに
      1.2 メタロセンポリエチレン「ユメリット」・・・・・後藤辰男
          1.2.1 「ユメリット」とは
          1.2.2 「ユメリット」の特徴
          1.2.3 包装フィルム用途の展開
          1.2.4 押出ラミフィルム包材への展開
          1.2.5 その他応用展開
   2. メタロセンポリプロピレン・・・・・大森 浩
      2.1 はじめに
      2.2 開発の背景
      2.3 メタロセンポリプロピレン「ウィンテック」の特徴
      2.4 「ウィンテック」のフィルム用途への応用
          2.4.1 加工性
          2.4.2 ヒートシール性
          2.4.3 透明性
          2.4.4 低べたつき,耐溶剤性
          2.4.5 弾性率,ガスバリア性
          2.4.6 その他
      2.5 おわりに
   3. 高級αオレフィン系LLDPE・・・・・近成謙三
      3.1 はじめに
      3.2 高級アルファオレフィンLLDPEの構造と物性
      3.3 ウルトゼックスHiαの特徴と応用展開
      3.4 おわりに
   4. アイオノマー樹脂「ハイミラン」・・・・・牧 伸行
      4.1 はじめに
      4.2 構造と物性
      4.3 非帯電アイオノマー
      4.4 多層フィルム
      4.5 基材との貼合フィルム
      4.6 多層ブローボトル
      4.7 その他
   5. UVバリア共重合ポリエステル樹脂「ノバペック.U.110」・・・・・田中克二
      5.1 はじめに
      5.2 「ノバペック.U-110」の開発
      5.3 「ノバペック.U-110」のレジン品質
      5.4 「ノバペック.U-110」を使用したボトルの品質
      5.5 「ノバペック.U-110」の安全衛生性
      5.6 「ノバペック.U-110」のりサイクル適性
      5.7 A-PETシートへの展開
      5.8 おわりに
   6. ナノコンポジット技術による包装用樹脂の機能化・・・・・中條 澄
      6.1 ポリマー系ナノコンポジットとは
      6.2 ナノコンポジット化による包装用樹脂の改良
          6.2.1 包装材料に要求される性能とナノコンポジット化による改良
          6.2.2 ナノ化による機械的,熱的性質の改良
          6.2.3 生分解性の改良
          6.2.4 バリア性の改良
      6.3 ナノコンポジット化によるバリア性向上の状況
          6.3.1 これまでの研究開発状況のまとめ
          6.3.2 ポリアミド(PA)/クレー系ナノコンポジット
          6.3.3 EVOH/クレー系ナノコンポジット
          6.3.4 NBR/クレー系ナノコンポジット
      6.4 今後の展望

 第3章 ハイバリアフィルム開発の最新動向

   1. 透明蒸着フィルム
      1.1 包装用バリア材料と透明蒸着フィルム・・・・・黒田健二郎
          1.1.1 ハイバリアフィルムの位置付け
          1.1.2 透明蒸着フィルムの製造方法
      1.2 透明蒸着フィルム「GLフィルム」「GXフィルム」  
          1.2.1 「GLフィルム」のラインナップ
          1.2.2 「GLフィルム」の特徴
          1.2.3 GL-AEの性能
          1.2.4 GL-AEHの性能
          1.2.5 GL-AEYの性能
          1.2.6 「GLフィルム」の用途展開
          1.2.7 新規開発フィルム「GXフィルム」の特徴と用途
          1.2.8 おわりに
      1.3 透明蒸着フィルム「IBフィルム」・・・・・藤井 均
          1.3.1 透明蒸着フィルムのマーケット
          1.3.2 蒸着方式
          1.3.3 「IBフィルム」
              (1) CVD蒸着方式
              (2) 「IBフィルム」のグレード
              (3) 「IBフィルム」の性能
              (4) 「IBフィルム」の特徴
              (5) 「IBフィルム」の用途
              (6) おわりに
      1.4 透明蒸着フィルム「テックバリア」・・・・・銅崎慎二
          1.4.1 はじめに
          1.4.2 「テックバリア」の製品概要
          1.4.3 蒸着技術
          1.4.4 基材技術と最近の開発状況
          1.4.5 二次加工技術
              (1) 印刷
              (2) ドライラミネート
              (3) 押出ラミネート
              (4) ボイルレトルト適性
          1.4.6 おわりに
   2. コートフィルム
      2.1 PVAコートハイバリアフィルム「トーセロ A-OP」・・・・・戸田欽一
          2.1.1 はじめに
          2.1.2 「A-OP」の特徴
          2.1.3 「A-OP」のバリア性
          2.1.4 「A-OP」の保香性
          2.1.5 おわりに
      2.2 アクリル酸コートハイバリアフィルム「ベセーラ」・・・・大場弘行
          2.2.1 概要
          2.2.2 変性ポリアクリル酸のガスバリア性
          2.2.3 「ベセーラ」の特徴
          2.2.4 「ベセーラ」の実用物性
          2.2.5 「ベセーラ」の食品保存性
          2.2.6 まとめおよび今後の展望
   3. 共押出多層フィルム
      3.1 ナイロン系多層ハイバリアフィルム
             「スーパーニール」,「ダイアミロン」・・・・・桂 昌義
          3.1.1 開発の経緯
          3.1.2 ガスバリア性付与方法
          3.1.3 フィルムの特徴,性質,物性,加工適性,環境対応性
          3.1.4 実用テスト例
          3.1.5 今後の課題と展望
      3.2 PP系多層ハイバリアフィルム「ECOフィルム」・・・・・花市 岳
          3.2.1 開発の背景
          3.2.2 PP-EVOH共押出バリアフィルム「ECOフィルム」について
          3.2.3 主な用途
          3.2.4 環境適性・安全性
          3.2.5 海外の動向
          3.2.6 今後の課題と展望
   4. ナノコンポジットハイバリアフィルム「セービックス」・・・・・木原勇人
      4.1 はじめに
      4.2 「セービックス」とは
      4.3 「セービックス」の特徴
          4.3.1 ガスバリア性
          4.3.2 耐クラック性
          4.3.3 耐熱性
          4.3.4 耐溶剤性
          4.3.5 ラミネート適性
      4.4 「セービックス」のグレード
   5. 二軸延伸ポリビニールアルコールフィルム「ボブロン」・・・・・中島寛幸
      5.1 ポリビニールアルコールフィルムの結晶性とバリア性
      5.2 ポリビニールアルコールフィルム「ボブロン」の開発経緯と製造技術
      5.3 「ボブロン」の機能
      5.4 「ボブロン」の市場
      5.5 「ボブロン」の今後の展開
   6. EVOHフィルム「エバール」・・・・・渡辺知行 風藤 修
      6.1 はじめに
      6.2 「エバール」の特性
      6.3 加工適性
      6.4 環境問題適応性
      6.5 「エバール」の用途例
      6.6 開発動向
      6.7 今後の開発課題

 第4章 機能性シーラントフィルム新しい動向・・・・・水口眞一

   1. ヒートシール機能の重要性
   2. ヒートシール性を支配するフィルムの要因
   3. シーラントフィルムとは
   4. ポリエチレンフィルム
      4.1 一般ポリエチレンフィルム
      4.2 リニア低密度ポリエチレンフィルム
      4.3 メタロセン触媒ポリエチレンフィルム
   5. 無延伸ポリプロピレンフィルム
   6. エチレン酢酸ビニル共重合フィルム
   7. アイオノマーフィルム
   8. アクリル系樹脂フィルム
      8.1 エチレンメタクリル酸コポリマー
      8.2 エチレンアクリル酸コポリマー
   9. シーラントフィルムのヒートシール性
      9.1 低温ヒートシール
      9.2 ホットタック性
      9.3 夾雑物シール性
   10. 包装機械によるヒートシール性
      10.1 包装機械によるヒートシール性の条件
      10.2 包装機械にとヒートシール条件

 第5章 生分解性フィルムの新しい展開

   1. 生分解性プラスチックの包装材料への展開・・・・・金井康矩
      1.1 はじめに
      1.2 包装材料の開発経緯
      1.3 包装材料で果たす役割
      1.4 国際標準化の動向
      1.5 包装材料における用途展開
      1.6 今後の課題と展望
   2. ポリ乳酸系生分解性フィルム「TERRAMAC」・・・・・松田常俊 西村 弘
      2.1 環境適合素材としてのポリ乳酸
      2.2 「テラマック」フィルム
          2.2.1 フィルムの一般物性
          2.2.2 二軸延伸フィルム
          2.2.3 柔軟性フィルム
      2.3 「テラマック」シート
      2.4 複合素材
      2.5 ラマックの安全性
      2.6 おわりに
   3. ポリ乳酸系生分解性フィルム「エコロージュ」・・・・・猪股 勲
      3.1 はじめに
      3.2 ポリ乳酸系フィルム・シート
          3.2.1 熱的・機械的性質
          3.2.2 バイオ生分解性素材としての特徴
      3.3 ポリ乳酸系フィルルム・シートの用途とその適用ポイント
          3.3.1 延伸品
          3.3.2 収縮品
          3.3.3 押出品
      3.4 各種用途分野の状況
      3.5 今後の展開

 第6章 ボトルのハイバリアー化

   1. 「ACTIS」ボトル・・・・・山下 裕二
      1.1 はじめに
      1.2 ハイバリアPETボトルの概要
      1.3 ホット飲料用PETボトルへの応用
      1.4 「ACTIS」ボトル,「ACTIS-Lite」ボトル
          1.4.1 概要
          1.4.2 プロセス
          1.4.3 被膜特性,ボトル性能
          1.4.4 リサイクル適性
   2. 多層ボトル・・・・・葛良忠彦
      2.1 多層ブロー成形法
          2.1.1 多層共押出ブロー成形法
          2.1.2 多層共射出ブロー成形法
      2.2 ポリオレフィン系多層ガスバリアボトル
          2.2.1 多層ブロー成形の層間接着性
          2.2.2 ラミコンボトル
          2.2.3 ラミコンチューブ
      2.3 ポリエステル系多層ガスバリアボトル
   3. PENボトル・・・・・小川公博
      3.1 PENポリマーの概要
      3.2 ビールボトル用PEN樹脂
          3.2.1 ビール用プラスチックボトル
          3.2.2 PEN製ビールボトル
          3.2.3 R/Rビール用PENボトルの開発
      3.3 その他のボトル用途
          3.3.1 ホモPEN
          3.3.2 共重合PEN
          3.4 今後の課題と展望

 第7章 酸素吸収性包装材料・・・・・葛良忠彦

   1. 酸素吸収性包装とは
   2. 酸素吸収性包装の原理と技法
   3. 酸素吸収性材料
      3.1 酸素吸収性包材開発の歴史開発の歴史
      3.2 無機系酸素吸収性包材
      3.3 有機系酸素吸収性包材
   4. 酸素吸収性包装材料の応用
      4.1 酸素吸収性トレーによる無菌米飯包装
      4.2 湯殺菌・レトルト食品包装
      4.3 パウチによる医薬品包装
      4.4 酸素吸収性キャップ
      4.5 飲料用酸素吸収性ボトル

 第8章 ボトルの薄肉化,減容化に寄与するパウチ,ボトル

   1. 詰め替えパウチ・・・・・松田尚人
      1.1 開発の背景
      1.2 発展の経緯
      1.3 詰め替え容器の形態
      1.4 「フロスパウチ」の特徴
      1.5 他の詰め替えパウチの例
      1.6 フィルム構成
      1.7 環境対応性
      1.8 おわりに
   2. スパウトパウチ・・・・・葛良忠彦
      2.1 開発の背景と発展の経緯
      2.2 スパウトパウチの種類と構造
          2.2.1 パウチの形態
          2.2.2 スパウトの種類と構造
          2.2.3 材料構成
          2.2.4 充填方法
      2.3 環境対応性
      2.4 スパウトパウチの用途と今後の展開
   3. スクイズボトル・薄肉ボトル・・・・・葛良忠彦
      3.1 食品用スクイズボトル
      3.2 ブローチューブ
      3.3 液体用詰め替えボトル
      3.4 ボトルの薄肉化
 

 
 
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