化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版ウェビナー

       開催日時:2022年7月21日(木)10:30~16:30
       受 講 料:51,000円(税込) ※ 資料付
       会  場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 

備 考

<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
※ ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。
お申込からセミナー参加までの流れは こちらをご確認下さい。
 
<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。
 
<配布資料について>
本セミナーの資料はPDF形式(電子データ)で配布予定です。
S&T出版HPからのダウンロードまたはe-mail添付にて開催日前日までにお送りいたします。

講 師

伊東 敏夫 氏
芝浦工業大学 システム理工学部 機械制御システム学科 教授

 
<講師略歴>
1982年、神戸大学工学部システム工学科卒、同年、ダイハツ工業㈱ 入社。
以来、カーエレクトロニクスの研究開発に従事し、各種運転支援システムを開発。社外活動として、ISO/TC204/WG14(走行制御システム)の日本代表を15年間担当。
2013年、ダイハツ工業㈱を定年退職し、芝浦工業大学に着任、運転支援システム研究室を開設し、現在に至る。

1993年、システム制御情報学会椹木記念論文賞受賞
2010年、自動車技術会フェロー認定

セミナーの趣旨

 従来ADASと称する自動運転レベル1~2対応システムでは、外界センサとしてミリ波レーダー、単眼カメラ、ステレオカメラ等の単独センサでシステムを構築していました。ところが、世界初の量産モデルとなったホンダの自動運転レベル3では、ミリ波レーダーと単眼カメラに加えて複数台のLiDARを加えたセンサフュージョンでシステムを構築し始めました。これは、レベル2まで事故時はドライバ責任のためセンサ性能が不十分な場合も許容できたものが、レベル3以上での事故はメーカー責任のため各種センサをフュージョンして大きく性能を向上させる必要があったためです。このように、従来のセンサ性能を補うものとしてLiDARを取り込んだセンサフュージョンが注目されており、レクサスの自動運転システムや、日産の新技術発表にもLiDARが含まれています。そこで、本講座では、各社の従来ADASセンサの特性と、レベル3以上用として発表されている各社最新の自動運転センサ状況を紹介しながら、従来センサとLiDARの技術を解説し、これらセンサを組み合わせるセンサフュージョン技術の基礎から応用までを説明します。また、今後の技術動向等も述べます。

プログラム

1. 各社自動運転用センサ採用状況
 1-1. ADAS用車載センサ(自動運転レベル1~2)
 1-2. 自動運転レベル3以上
  
2. 各センサ技術の特徴
 2-1. 電波レーダー
 2-3. 単眼カメラ
 2-4. ステレオカメラ
 2-5. LiDAR
  
3. 自動運転に必要なセンサ性能
 3-1. ドライビングシミュレータによる実験結果
 3-2. センサに要求される性能
  
4. カメラ技術の詳細
 4-1. これまでの物体認識技術
 4-2. ディープラーニング
  
5. LiDAR技術の詳細
 5-1. LiDARによる物体検出技術
 5-2. LiDARによる自己位置推定技術
  
6. フュージョン技術
 6-1. 複合型センサフュージョン
 6-2. 統合型センサフュージョン
 6-3. 融合型センサフュージョン
 6-4. 連合型センサフュージョン
  
7. 今後の動向
  

受講対象者

 専門以外の方もわかるように、関連技術は基礎から解説します。

学べる事

・各社使用のセンサ状況
・各種センサ技術
・センサフュージョン技術