化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆ UV・赤外・可視光などの光反応を利用した樹脂設計の基礎から、これからの設計・開発としてマテリアルズインフォマティクス、機械学習を使った製品開発について解説する
 
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年6月27日(月)13:30~15:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:38,500円(税込)

備 考

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 JSR㈱ 四日市研究所 モバイルソリューション材料開発室  山口 宙志 氏

【ご専門】
有機化学、有機金属化学、高分子化学、光化学

受講対象・レベル

 樹脂製品開発、設計に携わっている方。

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・光反応(光開始剤、モノマー等)の基礎知識
・製品開発の設計と進め方の知見、トラブル対策の知見が得られる
・実務経験知見と基礎理論との関連性について学び、トラブルや設計等、実務に適用できる知見とMI(マテリアルズインフォマティクス),機械学習等への応用の足掛かりとなる知見が得られる。 

趣 旨

 顧客に採用され使用されることが製品開発における目標である。採用され、使用されるためには、マーケティングを含めた広範な各種知見が必要である。一方で、開発におけるベースになる考え方や知見を基礎からしっかり把握していないと、長い目で見た際に長続きせず、応用も効かない。特にトラブルが起きた際の解析・対策がおぼつかないことは、知見の不足、原理原則がしっかりしていないことに起因する。 また、現在の世界的状況は大きな価値観の転換期にあり、「モノからコト」に示されるように、ハードからソフトに、より着目する必要性が生じている。材料開発の観点からは、材料そのものの価値よりも、そのプロセスや考え方、ノウハウといったものに視点を当て、具現化していく必要性が高まっている。
 より具体的な例を挙げると、コトの素材とも言える基本メカニズムをいかにMI(マテリアルズインフォマティクス)、機械学習等と繋げるかということが一つの視点といえ、より重要性が増すと考えられる。
 そこで、光反応を活用した樹脂開発の基礎と設計として、(1)製造業を取り巻く環境と着目点、(2)光反応を活用した製品開発の基礎と設計、トラブル対策、(3)光反応を活用した製品開発のこれから、この3点を中心に、基礎理論(光開始剤、モノマー等の反応メカニズム)から、実務に必要な知見、樹脂開発のベースとなる考え方、MI、機械学習等への応用の足掛かりになる知見について述べる。

プログラム

1.背景
 1-1 現在製造業を取り巻く環境
 1-2 着目すべき点や考え方
 1-3 背景及び実務から見たマテリアルズインフォマティクス、機械学習等との関わり方
  
2.光反応を活用した製品開発
 2-1 歴史的背景と現状
 2-2 光反応メカニズム概略
 2-3 光開始剤種類
 2-4 モノマー種類
 2-5 製品(組成物)の設計と応用
 2-6 トラブル対策
  
3.光反応を活用した製品開発のこれから
 3-1 製品開発実務におけるマテリアルズインフォマティクス、機械学習の活用
 3-2 光開始剤メカニズムとパラメーター
 3-3 モノマーメカニズムとパラメーター
 3-4 マテリアルズインフォマティクス、機械学習活用例とデータドリブン