化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~企画・設計/量産/物流/販売/市販後の各段階での品質保証のポイントは~
外部委託先の評価の方法や監査の進め方についても解説!

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年4月21日(木)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付【製本し郵送いたします】※データ配布はございません

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 中小企業診断士  鈴木 欽也 氏

【ご専門】
化粧品全般に渡る生産技術、ISOGMP、cGMP(Cosmetic Drug)の指導、トヨタ生産方式の指導

【ご経歴】
1980年に㈱資生堂に入社。掛川工場で検査、処方開発・生産技術開発を担当(約11年間)。その後、本社生産技術部で海外事業戦略、海外工場建設、生産技術移転、海外薬事対応、海外原料・資材・製品調達の業務を担当(約10年間)。中国北京工場の取締役工場長(約3.5年間)、掛川工場技術部長、大阪工場技術部長を担当(約6年間)。2014年から㈱コスモビュティー執行役員 品質管理部長としてベトナム工場、中国工場を建設に従事。2015年から2021年まで㈱ディー・エイチ・シーさいたま岩槻工場の工場長としてメーキャップ製品の工場改修・立上げに従事。
 ㈱資生堂に在世中、米国OTC製品の化粧品業界で日本国内初のFDA査察を受け入れ、指摘事項ゼロ件での対応、ヒアルロン酸のヨローッパ原薬登録・米国FDA登録、ヒアルロン酸の原薬工場棟の増設を責任者として推進した。
 2017年から中小企業診断士として中小企業の5S活動、品質管理、経営革新計画の作成支援。健康経営EXアドバイザー。ISO9001審査員補。

趣 旨

 現在、化粧品を取り巻く環境は、Made IN Japanの高機能、高品質、安全、安心の商品であることが東南アジアを中心着目され、各社においてもビジネスのグローバル展開一層加速しています。一方、中国製の化粧品も日本市場に導入され、日本製との品質の差も徐々になくなってきており、総合的な品質の充実が求められています。
 このような状況を鑑み、企画段階から販売後までの自社商品の強みを再評価、再認識すると共に、品質リスクアセスメントの手法基に品質保証体制の再強化、再構築をどのように展開すべきかを学びます。
 また、最近は外部委託先を活用したビジネスモデルも多く見られていることから、外部委託先の評価の方法や監査の進め方についても学びます。一日の学習を通して、実践的な品質保証の体制の充実化、強化も活動に繋がることを目指します。

プログラム

 1.化粧品の回収事例から学ぶ品質保証体制とは?
  1.1 開発段階から販売までの品質保証体制とは?
  1.2 市場回収事例におけるGMP体制の不備事項の分析
  1.3 表示の誤りに関する推定される管理体制の不備対策
  1.4 異物混入に関する推定される管理体制の不備対策
  1.5 化粧品製造におけるGMPの充実のためには?
  1.6 自主点検によるGMP体制の再構築の進め方
  
 2.お客さま視点での品質保証とは
  2.1 自社製品の独自価値は?(4C分析)
  2.2 自社製品の価値創造とその品質保証
  2.3 製品を使い終わるまでの品質保証の進め方
  
 3.グローバル展開対する品質保証とは?
  3.1 グローバル視点で商品を考える
  3.2 海外法規とGMP要求の概要
  3.3 ISO9001とISO22716の考え方の違い
  
 4.企画・設計段階での保証
  4.1 機能展開とは
  4.2 スケールアップの基本的な考え方
  4.3 材料保証について
   4.3.1 材質選定の留意点
   4.3.2 材料設計段階でのFMEAの展開について
  4.4 微生物保証について
  4.5 原料保証について
  
 5.量産段階での保証
  5.1 作業の標準化とヒューマンエラー
  5.2 官能検査の進め方
  5.3 異物対策
  5.4 バリデーション
  5.5 外部生産委託先の管理
  
 6.物流段階での保証
  6.1 輸送時の品質リスク
  6.2 輸送試験、激動試験
  
 7.販売段階での保証
  7.1 耐光性試験と耐光性保証
  7.2 お客さま視点と生産者視点の違い
  7.3 使用状況を踏まえた過酷試験について
  
 8.市販後の保証
  8.1 市販後の保証
  8.2 3年間保証の根拠データの揃え方
  
 9.お客様苦情・クレームに対する対応について