化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

ゲルの評価、解析方法、用途に合わせたゲルの設計までゲルを用いた医療材料開発に役立つ情報満載のセミナーです!
 
※ オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年4月25日(月)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 富山大学学術研究部工学系 准教授  中路 正 氏

《専門》
再生医工学,バイオマテリアル開発,生体高分子化学,タンパク質工学

《経歴》
1998年 4月 富山大学工学部物質生命システム工学科 入学
2002年 3月 同 卒業
2002年 4月 富山大学大学院工学研究科物質生命システム工学専攻 入学
2005年 3月 同 修了
2005年 4月 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 入学
2007年 4月 京都大学ナノメディシン融合教育ユニット博士課程 入学
2007年 4月 日本学術振興会特別研究員 採用
2008年 3月 京都大学ナノメディシン融合教育ユニット博士課程 修了
博士相当(ナノメディシン)取得
2009年 1月 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 修了
博士(工学)取得
2009年 2月 京都大学ナノメディシン融合教育ユニット 特任助教
2010年 4月 京都大学再生医科学研究所 特別研究員
2011年 1月 富山大学先端ライフサイエンス研究拠点 特命助教
2015年 4月 富山大学大学院理工学研究部(工学) 准教授
同大学院生命融合科学教育部(先端ナノバイオ)(兼任)
2018年 7月 オーストラリア連邦 
科学産業研究機構 (CSIRO) Manufacturing 
客員研究員(兼任)
(~2019年 3月)
2019年10月 富山大学学術研究部工学系 准教授(組織改編のため)
同工学部工学科応用化学コース(兼任)
同大学院理工学教育部環境応用化学専攻(兼任)
同大学院生命融合科学教育部先端ナノバイオ専攻(兼任)
2020年10月 富山大学学術研究部工学系 D○合教員取得
現在に至る

《活動》
学協会)日本バイオマテリアル学会,高分子学会,日本再生医療学会,日本組織培養学会、Material Research Society (MRS)
学会役職)日本バイオマテリアル学会・評議員

趣 旨

 医療材料応用を踏まえたハイドロゲルの設計・構築・評価に関する講義を展開します。特性評価(基礎)から研究実例(応用)まで幅広い講義を行い,ゲルを用いた医療材料開発に役立てて頂けるような実のある情報を提供したいと考えています。
 特に本講義のポイントとしては以下の項目を達成してもらうような講義にしようと考えています。
 ・ゲルの化学的・物理的特性の評価とその理解
 ・ゲルの評価方法や解析方法の知識習得
 ・研究実例を交えた,用途・目的に合わせたゲル設計のHowto

プログラム

1 はじめに
 1.1ゲルの定義
 1.2ゲルの分類や特性
  
2 ハイドロゲルの一般的な構築方法
 2.1化学ゲル
 2.2物理ゲル
 2.3特殊なゲル
  
3 ハイドロゲルの機能化・制御
 3.1概論
 3.2機能化・制御の種類と応用例
  
4 ハイドロゲルの特性とその評価
 4.1膨潤と架橋密度
 4.2内部構造と不均一性
 4.3透過性と物質拡散
 4.4摩擦
 4.5粘弾性
  
5 ハイドロゲルの医療材料応用 ~研究実例を交えて~
 5.1細胞移植用ゲル
 5.2人工臓器ゲル
 5.3薬剤徐放ゲル
 5.4薄層ゲルコーティング
 5.5形状記憶ゲル
  
6 総括,将来的な取り組み