化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ 騒音対策…高い遮音性能を得る ~
 
☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
☆☆☆ 本セミナーは、Zoom/ウェビナーを使用して、行います。☆☆☆

トリケップスセミナー

 開催日時:2022年3月18日(金)11:00~16:30
 参 加 費:お1人様受講の場合 51,700円(税込/1名)
     1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 62,700円(税込/1口)

 ★ 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

 ★ インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

 ★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

講 師

森 浩一(もりこういち)氏
大阪府立大学 航空宇宙工学分野 航空宇宙推進工学研究グループ 教授(博士(科学))

<経歴>
1999年 東京大学 工学部 航空宇宙工学科 卒業
2001年 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士課程 修了
2004年 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 博士課程 修了
2004年 東北大学 流体科学研究所 助手
2006年 名古屋大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 助手
2007年 名古屋大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 講師
2012年 名古屋大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 准教授
2021年 大阪府立大学 航空宇宙工学分野 航空宇宙推進工学研究グループ 教授
 現在に至る

セミナーの概要

 騒音対策は、多様な技術分野において、重要な技術的課題である。新しい「音響メタマテリアル」という原理を応用することで、従来の材料では実現不可能だったような高い遮音性能を得ることができると期待されている。メタマテリアルの研究開発は、2000年頃から開始され、最近では、自動車メーカーなどで実用化研究が進められている。しかし、その構造設計は自由度が高く、確立した設計指針が不明であるのが現状である。
 本講演では、音響メタマテリアルの基礎理論と、近年の研究開発の状況を概観する。

講義項目

 1 メタマテリアルとは何か?
  1.1 代表的なメタマテリアル構想
  1.2 音響メタマテリアル
  1.3 流体メタマテリアル
  
 2 騒音遮蔽の技術
  2.1 騒音遮蔽の基礎理論Ⅰ
  2.2 騒音遮蔽の実験
  2.3 航空宇宙における騒音問題
  2.4 騒音遮蔽の基礎理論Ⅱ
  2.5 吸音材
  
 3 音響メタマテリアルの基礎理論
  3.1 ストップバンド型音響メタマテリアル
  3.2 そのほかのユニットセルデザイン
  3.3 変換光学
  3.4 音響メタマテリアルのシミュレーション・実験の方法
  
 4 音響メタマテリアルの研究事例
  4.1 ストップバンド型遮音材
  4.2 音響ブラックホール
  4.3 音響メタマテリアルによる音源定位の方法
  
 5 まとめ