化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
☆☆☆ 本セミナーは、Zoom/ウェビナーを使用して、行います。☆☆☆

トリケップスセミナー

 開催日時:2022年2月14日(月)11:00~16:30
 参 加 費:お1人様受講の場合 51,700円(税込/1名)
     1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 62,700円(税込/1口)

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 ★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

講 師

秋田 時彦(あきたときひこ)氏
豊田工業大学 スマートビークル研究センター 特任上級研究員(工学博士) 
/ 名古屋大学 非常勤講師

<経歴、等>
 前職のアイシン精機にて、長年、車両制御、車両運動、運転支援システムの研究開発に従事。2000年頃より、主に周辺監視・運転支援システムのための車載カメラを用いた画像認識技術、各種センサを用いた環境認識技術及び制御技術の研究開発に携わる。
 2018年より、豊田工業大学に移籍し、自動運転の環境認識・制御技術の研究に従事。名古屋大学非常勤講師。工学博士。自動車技術会フェロー、JSAEプロフェッショナルエンジニア及びフェローエンジニア認定。

セミナーの概要

 悪天候でも環境認識の性能低下が少ないミリ波レーダは自動車の自動運転や運転支援システムには必須のセンサです。しかし、カメラ画像などと比べ分解能が低く、ノイズが多いため、高精度な物体識別や形状推定は難しいと考えられてきました。我々はこれらを可能とすべく、ディープラーニングの応用を中心として研究をしています。ここでは、まずミリ波レーダの基礎から車載ミリ波レーダへの応用を解説し、我々の研究事例として物体種別の識別と物体形状の推定へのディープラーニングの応用手法を具体的に説明します。
 また、ディープラーニングにおける汎化性の課題に対して,物体形状推定における改善方法の事例をいくつかご紹介します。
 さらに国際学会などで発表されている最前線の技術とその動向を紹介します。

講義項目

 1 ミリ波レーダの基礎
  1.1 基礎知識
  1.2 各種方式と得失
  
 2 ミリ波レーダの車載応用
  2.1 応用機能と基本仕様
  2.2 課題
  
 3 ディープラーニングの車載ミリ波レーダを用いた環境認識への応用
  3.1 全体概要
  3.2 物体種別識別
  3.3 形状推定
  3.4 形状推定における汎化性課題の改善事例
  
 4 車載ミリ波レーダの世界最前線
  4.1 国際学会での発表事例
  4.2 将来展望
  
 5 まとめ