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★ 異なる吸着質の吸着挙動を示しながら、吸着現象の基礎をわかりやすく解説します!
 
※ 本セミナーは【LIVE配信】です。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年1月20日(木)12:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

本講座はZoomを使ったWEBセミナーです。
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【LIVE配信のお申込み~視聴まで】
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講 師

徳島大学 大学院 社会産業理工学研究部
理工学域 応用化学系 化学プロセス工学分野 准教授 博士(工学) 
堀河 俊英 氏

<ご専門>
 化学工学、吸着科学

<学協会>
 化学工学会、日本吸着学会、炭素材料学会

<ご略歴>
 2004.4 徳島大学 助手, 工学部 化学応用工学科
 2008.2 徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 講師
 2010.3 豪州Queensland大学, School of Chemical Engineering, 客員准教授(~2011.2.28)日本学術振興会 優秀若手研究者海外派遣事業(常勤研究者)による派遣
 2015.5 徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 准教授
     現在に至る

受講対象・レベル

・吸着現象に興味のある方
・吸着剤を製造している方
・吸着に携わる研究・仕事をされている方
・CO2など高度ガス分離技術開発に携わっている方
・なんとなく吸着について知りたい方 

習得できる知識

・吸着がなぜ起こるのか、また、吸着現象を高度ガス分離に応用するための基礎を習得できる。 

趣 旨

 身近な吸着現象の紹介から、数種の吸着質の吸着現象を深く掘り下げて吸着がどのように起こるのか学習する。世界的なSDGs達成に向けた環境負荷低減などには、吸着現象の利用は必要不可欠である。例えば、化石燃料の使用により大気中に放出された二酸化炭素の回収には吸着分離技術が重要な技術の一つとなる。昨今のCOVID-19感染症の拡大においては、中等症患者が在宅で酸素吸入が可能な酸素濃縮装置にも吸着現象が適用されている。様々な系に対する吸着分離プロセス、適用される吸着剤などの設計・開発において吸着原理の理解は、これまでの経験や感に頼る設計・開発を大幅に改善できる。
 本セミナーでは、異なる吸着質の吸着挙動を示しながら、吸着現象の基礎をわかりやすく解説する。

プログラム

1.吸着現象
 1.1 吸着とは(身近な吸着・脱着現象)
 1.2 吸着の基礎(簡単な原理)
 1.3 吸着剤
  
2.吸着測定方法
 2.1 吸着の歴史
 2.2 吸着測定
 2.3 吸着測定で得られるデータ
 2.4 吸着剤のキャラクタリゼーション
  
3.吸着挙動の理解(吸着等温線と吸着熱を適用して)
 3.1 非極性分子の吸着
 3.2 極性分子の吸着
  3.2.1 水蒸気吸着
  3.2.2 メタノール吸着
  
4.吸着温度の影響
 4.1 非極性分子の吸着
 4.2 極性分子の吸着
  4.2.1 水蒸気吸着
  4.2.2 メタノール吸着
  
5.吸着現象を応用するために