~ OAに対する治療薬開発とOA治療薬の望ましい姿とは ~
医療現場のOA治療における潜在ニーズとは?
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2022年1月21日(金)12:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
定 員
30名
備 考
資料付【PDFにて配布いたします】
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 教授
国立病院機構相模原病院臨床研究センター 客員研究員 博士(医学)
福井 尚志 氏
《ご専門》
整形外科学
《ご所属学協会》
日本整形外科学会、国際変形性関節症学会会員、日本軟骨代謝学会会員
趣 旨
変形性関節症(OA)は患者数の最も多い関節疾患ですが、その進行を抑止できる治療法は確立されていません。これはOAの病態がまだよく解明されていないことによります。しかし最近の研究によってOAの病態についても新たな知見が積まれ、有効な治療法確立への道筋もおぼろげながら見えてきた感があります。本講座でははじめにOAの発症、進行のメカニズムについて現在の一般的な理解を示したのち、最近の知見について重要なものをご紹介します。後半ではOAに対する治療の現状について述べ、さらにOAに対する治療薬開発の状況や臨床から見たOA治療薬の望ましい姿についても解説していきます。
プログラム
・発症に関与する要因
・加齢によりOAが発症する理由
2.OAの進行機序
・各組織の変化とOAの進行
・軟骨について
・滑膜について
・軟骨下骨について
3.OAの進行と症状
・実際の症例にみるOAの進行
・OAの進行と症状の関連
・膝OAの症状:痛みはどこから生じるのか?
4.OAの治療の現状と将来
・膝OAに対する種々の診療ガイドラインの紹介
・OA治療の実際
・治療薬開発の現状と将来
5.OAの病態解明に関する我々の取り組み
・軟骨、滑膜における遺伝子発現の網羅的解析
・軟骨、滑膜におけるタンパクの半網羅的解析
・関節液の解析
・ヒト検体の解析結果から考えられるOAの進行および疼痛発現の機序