☆ 本セミナーでは、乳化や可溶化に必要な界面活性剤の基礎からマルションの調製・評価方法、最新の設計技術まで解説します。
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2022年1月21日(金)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
30名
備 考
資料付
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
奈良女子大学 研究院自然科学系化学領域 教授 博士(工学) 吉村 倫一 氏
【ご専門】
コロイド・界面化学
【ご略歴】
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 役員会幹事
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 関西支部副支部長
・日本油化学会 界面科学部会部会長
受講対象・レベル
・若手技術者や新人の方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から丁寧にわかりやすく解説いたします。
習得できる知識
・乳化や可溶化に必要な界面活性剤(乳化剤)について種類や性質を習得できる。
・乳化や可溶化の基礎理論、エマルションの調製・評価方法を習得できる。
・エマルションの最新の設計技術を習得できる。
趣 旨
乳化および可溶化の技術は、化粧品や医薬品などのさまざまな産業分野で使用されていて、界面活性剤(乳化剤)が必要不可欠です。使用目的に応じて最適な界面活性剤を選択することで、安定かつ高機能なエマルションや可溶化ミセル溶液を得ることができます。
本セミナーでは、まず、乳化や可溶化の技術に欠かすことのできない界面活性剤(乳化剤)について、構造や性質、評価の原理・方法やデータの解析、2大物性(界面吸着とミセル形成)を丁寧に詳しく解説します。
次に、乳化および可溶化について、調製や評価方法、安定化させるためのテクニックなど、基礎から詳しく説明し、それぞれの技術の応用例を紹介します。また、小角散乱を用いたミセル水溶液、可溶化ミセル溶液、エマルションの構造の解析方法について解説します。
最後に、転相乳化や液晶乳化などの一般的なエマルションの調製技術を概説し、ピッカリングや3相乳化法などのエマルション調製の技術についても解説します。
プログラム
1-1.界面活性剤の種類と特徴
1-2.界面活性剤の基礎的性質
1-3.界面活性剤のミセル形成
1-4.界面活性剤の泡沫特性
1-5.界面活性剤の産業分野での利用
2.可溶化の基礎
2-1.可溶化とは
2-2.可溶化ミセル溶液の調製と評価方法
2-3.可溶化ミセル溶液の構造解析
2-4.可溶化の位置
2-5.可溶化に及ぼす因子
2-6.マイクロエマルション
2-7.可溶化技術の応用例
3.乳化の基礎
3-1.乳化・エマルションとは
3-2.エマルションの生成
3-3.エマルションの調製方法
3-4.エマルションの評価方法
3-5.エマルション解析のための相図の利用
3-6.乳化技術の応用例
3-7.一般的なエマルションの調製技術
3-8.最新のエマルションの調製技術
【質疑応答】