化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版ウェビナー

       開催日時:2021年10月7日(木)10:00~16:40
       受 講 料:51,000円(税込) ※ 資料付
       会  場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 

備 考

<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
※ ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。
お申込からセミナー参加までの流れは こちらをご確認下さい。
 
<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。

セミナーの趣旨

 ドライバーの認識・学習能力に依存しない、利用時品質を高めるHMIの開発、採用が活発に進められています。本セミナーでは、EV、自動運転、AI、デジタルコックピット、統合コックピット、インテリジェントコックピット、音声エージェントなどのキーワードで表される新しいHMIの技術要素と世界の動向を解説いたします。
 第1部では利用時品質、人間中心設計とはなにかとそれを達成する手法、第2部では車載音声インタフェースのリーディングカンパニーから最新のインターフェースと将来展望、第3部では無音声認識インターフェースとして口唇読取手法、第4部では世界主要各国のHMIトレンドを明かにしていきます。

プログラム

第1部 10:00~11:50
人間中心の車載HMI~利用時品質を向上するための要件 
講 師 鈴木 啓高 氏<スズキ ヒロタカ>
エスディーテック㈱ 取締役副社長 CTO 
 講師略歴 略歴:
2005年 慶應義塾大学理工学研究科後期博士課程単位取得退学
1999年 ㈱エイチアイ 取締役
2005年 HI Corporation America, Inc. CEO
2014年 株式会社U’eyes Design 取締役
2015年 エスディーテック㈱ 取締役副社長CTO

㈱エイチアイ取締役、HI Corporation America, Inc. CEO、㈱U’eyes Design取締役を経て、2015年にエスディーテック㈱の立ち上げに参画。長年「人とコンピュータのコミュニケーション」に関するデザインおよび研究開発に従事してきた。現在は「世の中の全ての製品の利用時品質を向上する」ことを目指し、そのためのデザインと技術の研究開発に取り組んでいる。主に自動車の統合コックピットにおけるHMIを対象に、ヒトに対する理解とデザイン・技術を活用し、ヒトとクルマの様々な状況に応じたHMIをよりダイナミックに生成する仕組み作りが主なテーマ。

趣 旨  本セッションでは車載HMIの最近の動向を「利用時品質」および「Otherware」の観点から見ていくことで、今後より利用時品質の高い車載HMIを実現していく上でのポイントを考察する。近年の自動運転およびEVの興隆により、コックピットのデジタル化が今まで以上に注目を集めている。このようなデジタル化の流れのなかでは、AI技術の積極的な活用により、今までとは根本的に考え方の違うHMIの捉え方が求められてきている。人間中心、つまり車を利用するユーザを中心にユーザの視点で車載HMIの要件を整理することで、安全でかつ安心な車を実現することが可能となる。
プログラム 1. はじめに
 1.1 利用時品質
 1.2 人間中心設計
  
2. 最近の車載HMIの動向
 2.1 デジタルコックピット
 2.2 音声エージェント
 2.3 大画面ディスプレイ
 2.4 AIを活用した認知・推論・レコメンド
  
3. これからの車載HMI
 3.1 インターフェース、インタラクション、コミュニケーション
 3.2 安全安心と信頼
 3.3 Otherware
 3.4 予測誤差
  
4. おわりに
 
第2部 12:30~14:20
AI音声アシスタントの最新技術動向 
講 師 石川 泰 氏
Cerence Japan㈱ Auto PS シニア プリンシパル
テクニカル エクスパート 
 講師略歴 1982年東京工業大学修士課程修了,以後,総合電機メーカ研究所にて,音声認識・音声合成・ヒューマンインタフェース技術の研究開発に従事.多くの自動車メーカ向け車載システム音声インタフェースの開発プロジェクトを主導.
音声合成技術の研究により博士号(工学,東京工業大学).人工知能学会理事,電子情報技術産業協会・音声入出力方式専門委員会・音声認識グループ主査,東京電機大学非常勤講師などを歴任.
2018年ニュアンスコミュニケーションズ入社,2019年より自動車部門が独立したCerence Japan にて車載音声インタフェース開発,顧客向け技術サポート,コンサルティング業務を担当.
趣 旨  音声インタフェースは、車載器むけインタフェースとして従来から期待されてきました。この数年、その技術は大きく進展し、性能が向上、利用範囲も広がっています。スマートフォンやスマートスピーカの普及を通じて、ユーザの音声アシスタントへの理解も深まり、今後車載器の主要インタフェースとしてさらに進化することが期待されています。ここでは,音声技術を概観し、何ができるのか,そして今後の課題は何かを説明します。さらに、今後の自動運転,MaaSなどの新たなモビリティ環境における、人と自動車、人とサービスとの関係を考察し、AI音声アシスタントの将来を展望します。
プログラム 1. はじめに
  自己紹介,この講座の概要と目的
  
2. 音声インタフェース
 2.1 研究開発・実用化の歴史を振り返る
 2.2 以前の音声認識がなぜ普及しなかったのか
  
3. 音声アシスタントの現在
 3.1 音声アシスタントの構成
 3.2 音声認識理解のしくみ
 3.3 音声合成のしくみ
 3.4 困難性と今後の課題
  
4. これからのAI音声アシスタント
 4.1 自動車をとりまく環境の変化を概観する
 4.2 新しい時代の人と自動車,モビリティサービス
 4.3 UXデザインとAI音声アシスタントの今後
  
5. 終わりに
  新たな価値創造にむけて
 
第3部 14:30~15:30
深層学習による口唇読取手法 
講 師 伊東 敏夫 氏
芝浦工業大学 システム理工学部 機械制御システム学科 教授 
 講師略歴 1982年、神戸大学工学部システム工学科卒、同年、ダイハツ工業㈱ 入社。
以来、カーエレクトロニクスの研究開発に従事し、各種運転支援システムを開発。社外活動として、ISO/TC204/WG14(走行制御システム)の日本代表を15年間担当。
2013年、ダイハツ工業㈱ を定年退職し、芝浦工業大学に着任、運転支援システム研究室を開設し、現在に至る。

1993年、システム制御情報学会椹木記念論文賞受賞
2010年、自動車技術会フェロー認定

趣 旨  音声認識機能を搭載したカーナビゲーションシステム等が実用化されています。しかし、車内で声を出すことに、特に同乗者がいる場合、抵抗があるドライバは多いのではないでしょうか。また、音声認識自体もロードノイズが原因で、誤認識することもあります。そこで、音声認識に代わったり補う手法として、深層学習でドライバの口の動きをもとに何を発話したいのかを推定する読唇手法を検討しました。
 適用する深層学習は畳み込みニューラルネットワーク(CNN)となります。本手法は、ドライバモニタ等の車載カメラで得られるドライバの口唇部の動画をもとに、そこから生成した画像を入力としてCNNに入力します。それだけでは、口唇部の動きの時系列情報が失われるため、時系列情報も取り入れます。本講演ではこの手法の詳細を報告します。
プログラム 1. 深層学習を利用した読唇手法のニーズ

2. CNNだけを適用した読唇手法

3. 時系列情報の織り込み

4. 時系列情報を保持した学習データの作成方法

5. CNNによる学習

6. 本手法の精度評価と課題

7. まとめ

 
第4部 15:40~16:40
世界市場の車載HMIトレンド 
講 師 大塚 真大 氏
㈱SBDジャパン クロスカースペシャリスト
 講師略歴 SBD入社前はソフトウェアエンジニアとして、車載ヘッドユニット向けの数々のナビ開発に携わる。SBDではコネクテッドカー、自動運転車、自動車セキュリティの全部門における調査業務に従事。特にコネクテッドカー及びADASのUX評価に深い造詣を有し、車載向けエージェント機能の性能評価等を数多く主導。コネクテッドカーや自動運転を支える車載技術に対する知見を基に広範なグローバルリサーチをサポートし、自動車業界の顧客向けのプロジェクトを推進している。複数の自動車サイバーセキュリティ対策プロジェクトにも参画、講演も多数行っている。
趣 旨  車載HMI領域では、テスラがもたらしてきたイノベーションに始まり、AppleやGoogle、中国市場ではBaiduのスマートフォン連携機能によりそれまで標準であったHMIからは大きな変化が求められるようになった。より直感的に、ストレスフリーに使えるHMIがスマートフォンやウェブサービスの普及によってユーザーの「当たり前」になり、ユーザーの求めるレベルが非常に高くなっている。
 高級車市場だけではなく、大衆車市場にも「スマートフォンのような」HMIは広がってきており、大画面や音声アシスタントが広がりを見せている。
 本講演では、最初に車載HMIに破壊的イノベーションをもたらしてきたテスラや、CarPlay、Android Autoをはじめ近年先進的なHMIに取り組んでいる新興イノベーターについて、包括的なコックピットHMIおよびそこからもたらされるUXについて考察する。その後で、既存のOEMがどのようにそのような破壊的イノベーションの波に対抗しているのか、弊社の調査結果事例を交えながら主に欧米日市場で分析を行い、弊社が近年注力している、中国市場のHMIトレンドについても調査結果を紹介する。また今後のトレンドとして外すことのできないEV独自のHMIについても考察していく。
プログラム 1. 車載UXへのディスラプション

2. インフォテイメントからインテリジェントコックピットへの進化

3. ソフトウェアディファインドコックピット

4. 新興イノベーターの革新的なHMI

5. テスラの最新HMI

6. 欧州市場でのHMIトレンド

7. 米国市場でのHMIトレンド

8. 日本市場でのHMIトレンド

9. 中国市場でのHMI・UXトレンド

10. EVに求められるHMIとUX