S&T出版ウェビナーのご案内
開催日時:2021年6月7日(月)10:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) ※ 資料付
会 場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
備 考
<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
※ ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。
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申込方法
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講 師
中 道治 氏
(一社) 日本トライボロジー学会 常務理事 事務局長
(一社) 潤滑油協会 監事
(一社) 日本機械学会 機械状態監視資格認証事業 事業委員会委員
<講師略歴>
1974年 京都工芸繊維大学 工芸学部 工業化学科 卒業
1976年 京都工芸繊維大学大学院 工芸学研究科 工業化学専攻 修士課程修了
2001年 九州大学大学院 工学研究科 機械エネルギー工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)
<職歴>
1976年4月1日 日本精工㈱ 入社
1976年4月~2005年7月 製品技術研究所,総合研究所,基盤技術研究所
化学研究室長,エグゼクティブ・チーフエンジニア
研究所において約30年間 潤滑グリース,防錆油の研究開発に従事
特に,NSK専用の軸受用グリースを多数製品化
1990年~1995年 フッ素系,塩素系有機溶剤に代わる洗浄方法の開発
1993年~2004年 地球環境保全委員会 製品化学物質部会 事務局長
2004年~2005年 化学物質対策プロジェクトチーム マネジャー
2005年7月~2010年10月 総合環境部長
環境管理部を総合環境部に改組し,環境管理室と化学物質管理室を設置
2010年10月31日 日本精工㈱ 定年退職
2010年11月~2015年10月 日本精工㈱ 再雇用
総合環境部 Mシニア
兼 品質保証本部 DR(デザインレビュー)エキスパート
兼 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師
2016年4月~ 現職
2020年11月 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師退職
<学会活動>
日本トライボロジー学会 理事4年,常務理事6年
実行委員長(東京大会),出版委員長,増強委員長,トライボロジー懇談会委員長
WTCⅣ(国際トライボロジー会議2009)財務小委員会委員長
編集委員,増強委員,教育講習委員,選挙管理委員,技術賞選考委員など
第2種研究会グリース研究会に16年間所属し,「潤滑グリースの基礎と応用」(養賢堂)編集委員,共同執筆
日本機械学会 機械状態監視資格認証事業 事業委員会委員
トライボロジー技術委員会委員
トライボロジー試験システム小委員会委員
トライボロジー資格認証小委員会委員長
<工業会活動>
日本ベアリング工業会 地球環境対策委員会委員長(2005年度)
自動車部品工業会 環境委員会委員(2005年~2010年)
セミナーの趣旨
トライボロジーは、摩擦、摩耗、潤滑に関する研究領域ですが、機械、化学、材料にまたがる学際領域で、授業を行っている大学も数少ない状況です。また、トライボロジーを実務に活かしていくことは、自動車、機械部品、電機情報機器など様々な産業分野で必須の課題です。しかし、トライボロジーは解明されていない現象も多く、経験に基づいた対応がなされているのが現状です。本セミナーでは表題にありますように基礎的な解説を行い、最後の1時間程度は受講された皆様から質問を受け、現在お困りの課題に応対したいと考えております。
プログラム
2 摩擦力
3.固体の表面
○ 粗さ
○ 真実接触面積
4.潤滑の形態
○ ストライベック(Stribeck)曲線
○ 流体潤滑
○ 弾性流体潤滑(EHL)
○ 混合潤滑
○ 境界潤滑
5.潤滑剤
6.潤滑油,グリース
7.潤滑油の粘度
8.固体潤滑
9 軸受の損傷形態
10.摩耗
11.摩耗試験法
12.摩擦表面の分析
13.質疑応答
ご参加の皆様がお困りの課題について質問をお受けします。