低劣化・高耐久の高分子材料設計に役立てるために、分子スケールにおける破壊プロセスに関して詳解!
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2021年3月24日(水)13:00~16:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
参 加 費:49,500円(税込、資料付)
定 員
30名
【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。
・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講 師
東京大学 物性研究所 助教 (理学博士) 樋口 祐次 氏
【ご専門】
高分子物理学
受講対象・レベル
高分子材料の機械的特性や物性を扱う方。分子スケールにおける高分子の構造やダイナミクスに関して知識を得たい方。
低劣化や高耐久高分子材料に関する新しい分子設計のアイディアの着想を得たい方。分子シミュレーションに興味のある方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
分子スケールにおける高分子材料の破壊プロセスを理解できる。
壊れやすい構造を理解することで、劣化防止や耐久性向上に向けた材料設計の指針の着想を促す。
分子シミュレーションによる研究事例を理解することで、他の事例や材料設計への展開を考えることができる。
趣 旨
高分子材料の性能向上や分子設計のためには、分子スケールにおける構造やダイナミクスを正しく理解する必要があります。本セミナーでは、低劣化・高耐久の高分子材料設計に役立てるために、分子スケールにおける破壊プロセスに関して紹介します。分子スケールにおいて高分子材料がどのように壊れるのか、どのような構造が壊れやすいのかに関して解説します。結晶性高分子や高強度ゲルの破壊プロセスを対象とした、分子シミュレーションによる結果を説明します。
プログラム
1.結晶性高分子の破壊プロセス
1-1.分子スケールの構造とその変化
1-2.空孔生成
(1)空孔生成の原因
(2)壊れやすい構造
1-3.空孔の成長
1-4.分子スケールの構造と応力伝播
2.ダブルネットワークゲルの破壊プロセス
2-1.ネットワークの構成条件と機械的特性
2-2.分子スケールの空孔生成と成長
3.分子シミュレーションの紹介
4.まとめ