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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】 のご案内

       開催日時:2020年10月12日(月)10:30~16:30 
       受 講 料:48,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 43,000 円 + 税
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
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講 師

宮岡 佑一郎 氏  
公益財団法人 東京都医学総合研究所 再生医療プロジェクト プロジェクトリーダー,
博士(理学)

【講師経歴】
 2004年3月 東京大学 卒業 (指導教官: 山本正幸教授)
 2006年3月 東京大学大学院 修士課程修了 (指導教官: 宮島篤教授)
 2009年3月 東京大学大学院 博士課程修了 (指導教官: 宮島篤教授)
 2009年4月-2011年6月 東京大学 分子細胞生物学研究所 助教 (宮島篤研究室)
 2011年7月-2015年12月 Gladstone研究所, UCSF ポスドク (指導教官:Dr.BruceR.Conklin)
 2016年1月-現在 公益財団法人東京都医学総合研究所 再生医療プロジェクト プロジェクトリーダー
 2019年4月-現在 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 連携准教授
 2019年4月 文部科学大臣表彰 若手科学者賞受賞「ゲノムを編集した iPS細胞の効率的な検出と単離技術の研究」

【活 動】
 留学先でTALENによるiPS細胞のゲノム編集を目標に研究を始め、帰国までに CRISPSR/Cas9の爆発的発展を目の当たりにし、ゲノム編集研究の熾烈な競争を繰り広げる研究者達と間近で接することができました。帰国後もiPS細胞のゲノム編集による疾患研究を進めています

【所属学会】
 日本ゲノム編集学会

【著 書】
 トコトンやさしいゲノム編集の本 (今日からモノ知りシリーズ) 日刊工業新聞社

セミナーの趣旨

 ゲノム編集とは、簡単に言えば生物の持つ遺伝情報であるDNAの配列を、意のままに改変することです。それだけを聞くとまるで映画か小説のようですが、非常に基礎的な分子生物学に基づく科学技術により、現実のものとなりつつあります。このセミナーでは、ゲノム編集について学び始めた方、着手して間もない方を対象にその基礎から最新技術、応用までを、私が実際に見てきたことも含めてお話しします。

セミナー対象者

 ・これからゲノム編集に着手しようと検討している方、着手し始めた方
 ・ゲノム編集の歴史・原理を知りたい方
 ・先端技術の先行調査をする立場の方
 ・ゲノム編集技術の医療・産業応用を考えている方
 ・iPS細胞を用いて疾患を研究している方

セミナーで得られる知識

 ・ゲノム編集の基礎、全体像・概況 (ゲノム編集とは何か)
 ・ゲノム編集の各要素技術、考え方、方法
 ・ゲノム編集の最新技術
 ・ゲノム編集技術の現在の課題と今後の展望・可能性
 ・ゲノム編集の医療・産業応用、研究事例

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1 ゲノム編集の基礎原理とこれまでの道のり
 1.1 ゲノム編集の原理
  1.1.1 前ゲノム編集時代 1:遺伝子ターゲティング(ノ ックアウトマウス作製の原理)
  1.1.2 前ゲノム編集時代 2:トランスジェニック技術 (遺伝子組換え作物の原理)
  1.1.3 ゲノム編集とは
  1.1.4 Non-Homologous End-Joining (NHEJ)/非相同末端結合
  1.1.5 Homologous Recombination (HR)/相同組換え
  1.1.6 Microhomology-Mediated End Joining (MMEJ)/ マイクロホモロジー媒介末端結合
1.2 ゲノム編集の前 CRISPR/Cas9史
  1.2.1 メガヌクレアーゼ時代の取り組み状況
  1.2.2 Zinc Finger Nuclease (ZFN)時代の取り組み状況
  1.2.3 Transcription Activator-Like Effector Nuclease (TALEN)時代の取り組み状況

2 CRISPR/Cas9の特長とゲノム編集ツールの比較
 2.1 CRISPR/Cas9とは(ゲノム編集の革命児)
 2.2 CRISPR/Cas9発見の歴史(日本人が最初に発見)
 2.3 CRISPR/Cas9の特長
 2.4 ゲノム編集ツールの比較
  2.4.1 ZFNのメリット・デメリット
  2.4.2 TALENのメリット・デメリット
  2.4.3 CRISPR/Cas9のメリット・デメリット

3 ゲノム編集の現状と最先端技術
 3.1 ゲノムを編集するために
  3.1.1 ゲノム編集に必要な器具・設備
  3.1.2 必要な知識やスキル
  3.1.3 実験の具体的な進め方
 3.2 ゲノム編集の各ツールと特徴
  3.2.1 Cas9 Nickase:DNA二重鎖の片方だけを切断する
  3.2.2 FokI-dCas9:CRISPR/Cas9とZFN/TALENとのあいのこ
  3.2.3 非特異的な変異の導入を軽減する高精度Cas9改変体
  3.2.4 PAM改変Cas9:標的にできる配列の種類を増やす
  3.2.5 saCas9とcjCas9:生体ゲノム編集を目指す小型のCas9
  3.2.6 分割Cas9:ゲノム編集の時間的調節と特異性の向上
  3.2.7 塩基編集技術(Base Editing):DNA を切断せずに塩基を直接編集する
  3.2.8 Prime Editing:DNAを切断せずに逆転写酵素を使ってゲノムを編集する
  3.2.9 anti-CRISPR:自然界に存在するCRISPR/Cas9の阻害分子
  3.2.10 CRISPR/Cpf1 (Cas12a):Cas9ではないCRISPR
 3.2 CRISPR/Cas9のゲノム編集以外の目的への応用
  3.2.1 CRISPRi:遺伝子の発現抑制
  3.2.2 CRISPRa:遺伝子の発現活性化
  3.2.3 GFP融合Cas9:ゲノムDNAの配列特異的可視化
  3.2.4 エピゲノムエフェクター融合Cas9:エピゲノム編集
  3.2.5 CRISPR/Cas13a (C2C2):RNAを標的とするCRISPR

4 ゲノム編集技術の応用
 4.1 動植物・生体への応用
  4.1.1 遺伝子改変モデル生物の作製:サルなどの大型動物でも遺伝子改変可能
  4.1.2 遺伝子改変畜産動物の作製
  4.1.3 遺伝子改変農作物の作製
  4.1.4 Gene Drive:生物集団を遺伝的に制御、蚊がいなくなる日が来る?
  4.1.5 細胞系譜の追跡:細胞が分裂して増えてきた歴史を辿る
  4.1.6 データを生きた細菌のゲノムに記録する:大腸菌に動画を保存?
  4.1.7 微量のウイルスの検出:新たなウイルス性疾患の診断薬に
  4.1.8 ヒト受精卵のゲノム編集?:倫理と今後の課題
 4.2 iPS細胞による疾患モデルへの応用
  4.2.1 これまでのiPS細胞による疾患モデルの課題
  4.2.2 心臓疾患モデル
  4.2.3 ダウン症モデル
 4.3 iPS細胞による細胞移植治療への応用
  4.3.1 iPS細胞による細胞移植治療の課題と取り組み
  4.3.2 標的疾患:肝臓疾患、眼疾患、心疾患、神経疾患など
  4.3.3 細胞移植治療をめぐる状況
 4.4 生体内・外ゲノム編集の応用
  4.4.1 モデル生物の問題点
  4.4.2 HIV治療:最も開発の進んでいるゲノム編集による疾患治療
  4.4.3 筋ジストロフィー治療
  4.4.4 腫瘍免疫によるガン治療:本庶佑先生のPD-1を編集
  4.4.5 眼疾患の生体内ゲノム編集による治療
  4.4.6 血液疾患などその他の疾患の治療

 

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