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レオロジーを学ぶうえで必要な用語や概念の理解から始めて計測に必要な機器や測定上の注意点についてしっかり解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2020年4月27日(月)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:55,000円(税込、資料付)

講 師

 長岡技術科学大学 工学研究科 機械創造工学専攻 教授(工学博士)
 高橋 勉 氏

定 員

 10名

受講対象・レベル

塗装、コーティング、食品、医薬品などにおいてドロドロベタベタな物質を扱う方。
レオロジーは数学が難しくて敬遠してきた方。
新分野を開拓したいとお考えの方。 

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。 

習得できる知識

スラリーやクリーム,ゲル状の物体の動きの特徴が理解できる。
普通の流体と複雑流体の流れの違いが理解できる。
わずかな組成の調整で流動特性を変えて不良率を改善できる。 

趣 旨

 身の回りの日用品から先端工業製品の材料まで複雑な挙動を示す流体が満ちあふれている。与える力や時間の経過に依存して性質が変わるこれらの流体を複雑流体という。これらの取扱は難しいが、逆にわずかな性質の違いで付加価値の高い製品となったり、困った現象を解決できたりもする。このような複雑流体の運動を計測し、分類し、特徴を明らかにする学問をレオロジーという。現在の産業界にとって非常に重要な学問であるが、レオロジーの教科書を開くと難しい数式がならび、一般の方にとって敷居が高いと思われがちである。本セミナーでは写真や図を多く用い、専門用語をイメージしやすい形で解説する。レオロジーを学ぶうえで必要な用語や概念の理解から始めて計測に必要な機器や測定上の注意点について解説を行う。

プログラム

1.はじめに
1−1.常識外れの流れの実例
1−2.レオロジーとはなに?
1−3.レオロジーの必要性とレオメトリー

2.簡単な流れ場
2−1.「流れ」とは
2−2.難しいけれど本当は知っていると便利なテンソル
(1)力と応力
(2)変形と回転
2−3.せん断と伸張

3.1次元モデル
3−1.基本的な物質のモデル化
3−2.力と変形の関係,だれもが知ってる構成方程式
3−3.流体の定義
3−4.様々な流体の種類と特徴

4.流動特性の測定法
4−1.粘度測定の基本
4−2.粘度測定装置の種類と使い分け
(1)回転型とパイプ内流れ
(2)回転型流路の種類と特徴
4−3.レオメータは便利
4−4.定常粘弾性試験の原理と測定法
(1)粘度測定
(2)法線応力差
4−5.動的粘弾性試験の原理と測定法
(1)G’とG”
(2)周波数分散とひずみ分散
4−6.測定結果の例

5.もっと複雑な流体
5−1.レオメータは嘘をつく
5−2.レオメータだけでは分からない微視的構造の変化
5−3.様々な流動現象の例と最新測定技術情報

6.まとめ