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R&D支援センターセミナーのご案内

       開催日時:2020年6月30日(火)13:00~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

 東京理科大学 理工学部 先端化学科 客員教授 理学博士   山辺 秀敏 氏

【専門】
 金属接着・表面処理、界面分析

【略歴・活動・受賞歴など】
 1978年3月 早稲田大学大学院理工学研究所応用化学専攻修士課程修了
 1989年10月 Stuttgart大学大学院博士課程修了(Ph.D.)
 2003年4月 住友金属鉱山㈱ 技術本部 参与
 2013年 九州大学 先導物質化学研究所 客員教授
 2018年4月 住友金属鉱山㈱ 定年退社
 2018年4月~ 東京理科大学 理工学部 先端化学科 客員教授

 2003年~20018年 The Progress in Organic Coatings誌 アジア・オセアニア地区 Managing Editor

 1996年、2012年、2019年 色材協会論文賞受賞
 2004年 日本接着学会論文賞受賞
 2019年 日本接着学会功績賞受賞

定 員

 30名

受講対象・レベル

 電子・自動車部品メーカー、建築材料メーカー、プラスチックなど原材料メーカー、成形加工メーカーの研究開発・生産製造に携わる方。(初心者から中級者まで)

習得できる知識

・異種材料複合化における接着用表面処理の基礎知識習得
・接着界面評価・解析技術の習得
・接着用表面処理技術の実例と検討方法の習得 

趣 旨

 異種材料複合化において不可欠な金属接着技術について、形成される接着界面の考え方を詳細に説明します。更に、必要とされる接着耐久性を発現させる表面処理技術の理論と基礎知識を学び、具体的な実施例を豊富な評価・解析技術を交えて詳しく紹介し、実務に役立つ接着表面処理の知識と技能の習得を目指します。金属とプラスチック類の接着用表面処理技術を比較・解説し、実用的なプラスチック用表面処理技術を紹介します。

プログラム

1.接着用表面処理の目的と分類
 1.1 洗浄、機械的改質、化学的改質

2.被着材(金属)の理想表面と実存表面、接着界面の考え方
 2.1 理想金属表面とは
 2.2 実存金属表面とは
 2.3 金属接着における影響因子
 2.4 金属接着界面の考え方(アルミニウム合金を例として)
 2.5 金属接着における表面処理の必要性(熱力学的考察、接着仕事)
 2.6 接着界面における水の濃化と接着耐久性
 2.7 結合タイプと結合エネルギー(接着界面の安定化)

3.金属の接着用表面処理とその効果
 3.1 金属接着表面処理におけるJIS規格
 3.2 普通鋼(亜鉛メッキ)の表面処理Ⅰ(リン酸塩処理、塗布型クロメート)
 3.3 普通鋼の表面処理Ⅱ(有機薄膜プライマー)
 3.4 普通鋼の表面処理Ⅲ(シリコーター火炎処理)
 3.5 アルミニウム合金の表面処理(FPL・リン酸・クロム酸陽極酸化処理)
 3.6 耐熱合金接着用プライマー・モノマー
 3.7 銅箔への接着処理(粗面化、プライマー)
 3.8 ポリイミドフィルムと銅のプロファイルフリー接着技術
 3.9 最適接着表面処理検討におけるポイントとヒント
 3.10 接着研究における表面・界面分析技術
   (XPS、AES、FT-IR RAS、static SIMS(ToF-SIMS))
 3.11 接着耐久性の向上例Ⅰ(ステンレス鋼への硝酸陽極酸化処理)
 3.12 接着耐久性の向上例Ⅱ(ステンレス鋼へのシランカップリング剤処理)
 3.13 接着耐久性の向上例Ⅲ(ステンレス鋼へのポリカルボン酸薄膜処理)
 3.14 接着耐久性の向上例Ⅳ(ステンレス鋼への有機リン酸モノマー薄膜処理)
 3.15 接着耐久性の向上例Ⅴ(ステンレス鋼へのトリアジンチオール電解重合処理)
 3.16 フッ素系ポリマーへの接着性改善例の紹介

4.プラスチック類の接着用表面処理
 4.1 プラスチック類と金属の表面処理の違い
 4.2 各種プラスチック類接着表面処理におけるJIS規格
 4.3 プラスチック類接着表面処理における大気圧プラズマの位置づけ
 4.3 大気圧プラズマ処理の種類と接着性向上例
 4.4 その他の洗浄・改質処理

【質疑応答・名刺交換】