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ソープフリー乳化重合法で調製される高分子コロイドの核生成および粒子成長過程をAFMで観察した結果を事例に、粒子生成・成長メカニズムを解説、高分子微粒子の粒子径制御に対する指針を立てることが出来るようになります。

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2020年2月21日(金)12:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第5研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)

講 師

 名古屋大学 大学院工学研究科 材料デザイン工学専攻 准教授 博士(工学) 
 山本 徹也 氏

【ご専門】
化学工学・コロイド分散系・複合材料

【ご経歴】
2001年3月 京都大学工学部工業化学科卒業
2005年11月 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程後期 修了
2005年12月 広島大学大学院工学研究科 物質化学システム専攻  助手
2010年4月 広島大学大学院工学研究院 物質化学工学部門    助教
2014年4月 名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻  准教授
2017年4月 名古屋大学大学院工学研究科 材料デザイン工学専攻 准教授

【所属学会】
化学工学会 , 粉体工学会 , コロイドおよび界面化学部会 , 繊維学会 

【委員】
化学工学会 論文誌編集委員会 , 編集委員
化学工学会 材料・界面部会ソフトマター工学分科会 , 幹事
化学工学会 東海支部 , 幹事
粉体工学会 中部談話会 , 世話人

定 員

 30名

受講対象・レベル

 機能性高分子・材料化学に関わる方

必要な予備知識

 大学2~3年程度の化学とコロイドの知識があると望ましい。

習得できる知識

・ソープフリー乳化重合法で調製される高分子コロイドの核生成および粒子成長メカニズムを分子レベルで理解することができる。
・原子間力顕微鏡(AFM)を分析ツールとして使用することができる。
・高分子微粒子の粒子径制御の指針が立てられる。
・複合微粒子,中空微粒子の設計指針が立てられる。 

趣 旨

 ソープフリー乳化重合法で調製される高分子コロイドの核生成および粒子成長過程を原子間力顕微鏡(AFM)によりその場観察した結果を事例に,粒子生成・成長メカニズムについて分子レベルで解説します。また,AFMを分析ツールとしての活用方法について理解することができます。
 分子レベルのメカニズムに従って,高分子微粒子の粒子径制御に対する指針を立てることができるようになります。また,高分子微粒子表面でゾル-ゲル反応を起こせば,簡単にシリカシェルを構築することができます。高分子コアを取り除くことで中空シリカナノ粒子が単分散で得られるようになります。高分子のコア部を中空化することも可能です。この中空高分子微粒子を炭素化して,中空カーボンナノ粒子の合成法について紹介いたします。

プログラム

1. ソープフリー乳化重合法
1-1. 原子間力顕微鏡(AFM)の原理
1-2. 核生成過程のその場観察
1-3. 粒子成長過程のその場観察
1-4. ソープフリー乳化重合系の分子レベルメカニズム

2. 高分子微粒子の粒子径制御法
2-1. 電解質を利用したマイクロ粒子の製造
2-2. 静電相互作用を強化したナノ粒子の製造

3. 高分子微粒子の表面形態制御と中空ナノ粒子への応用
3-1. 高分子微粒子表面形態の制御
3-2. 高分子ナノ粒子の中空化
3-3. 高分子微粒子を利用したシリカまたはカーボン中空ナノ粒子の合成

【質疑応答・名刺交換】