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~ マイクロ波の原理、装置構成・設計例、化学合成、安全対策 ~
マイクロ波化学の基礎からマイクロ波加熱の応用事例までしっかり解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2020年1月30日(木)12:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 研修室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)

講 師

 ㈲ミネルバライトラボ 取締役  松村 竹子 氏

【略歴】
1969年 5月京都大学理学博士
1966年 奈良学芸大学学助手(のちに奈良教育大学校名変更)
1982年 奈良教育大学教授
2000年~2002年10月 同附属図書館長、2001年10月~12月 同学長事務代理 併任
2003年4月1日 奈良教育大学名誉教授
2003年5月8日 ㈲ミネルバライトラボ 取締役
2003年6月~2009年5月 財団法人海洋化学研究所 理事
2009年5月~現在 特定非営利活動法人 日本電磁波エネルギー応用学会 顧問
2011年6月~現在 京都大学生存圏研究所 各種委員
2014年6月~2018年2月 生存圏フォーラム副会長
2016年11月 瑞宝中綬章受賞
ライフワーク:電子レンジdeサイエンす!

【著書】
「化学を変えるマイクロ波熱触媒」 柳田祥三、松村竹子 2004年 化学同人

㈲ミネルバライトラボのご紹介
 ミネルバライトラボは「マイクロ波による発光錯体の迅速、高効率合成法」の研究をもとに大学発ベンチャーとして出発しました。現在では、マイクロ波化学プロセスのコンサルティング、マイクロ波低コスト高純度錯体試薬の受注生産、マイクロ波装置の開発などを主業務として日々活動しております。日本におけるマイクロ波化学の活用分野も年々広がりを見せ、これからの産業にもその適用が期待されます。省エネルギー、環境調和形のクリーン工程、作業時間の短縮などの特徴を有するマイクロ波化学技術は、未来の産業構造を革新する技術です。文字通り“日々是マイクロ波“で新しい科学技術としてのマイクロ波化学の構築と普及に努めたいと思います。

定 員

 30名

受講対象・レベル

 研究者(学生も含む)、製造業務の開発技術者その、その他種々製品製造、加工に携わる方

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

習得できる知識

 化学合成、乾燥、調理、染色の工程等で時間短縮、省電力、コストダウン手法を理解、習得できる。

趣 旨

 スマ-トフォンや電子レンジは私たちの日常生活で欠かせない器具ですが、これらの装置はマイクロ波と呼ばれる電磁波を用いています。
 マイクロ波が物質にどのように作用するかを基本から説明し、マイクロ波化学が、化学物質の合成、分離などにどのような効果をもたらすかを基本的なことから説明します。

プログラム

1.マイクロ波化学の基礎
 1-1.電磁波と私たちの生活
    交流電場を基本に考える。
    電磁波と周波数
    いろいろな周波数の電磁波と私たちの生活
 1-2.マイクロ波ってなんだろう!
   電子レンジの構造と原理
      電子レンジの中は電気でいっぱい!プラズマや放電現象を見る。
      電子レンジでチン!で何が起こっている?

2.マイクロ波加熱の原理
 2-1.マイクロ波加熱の原理
 2-2.特長、どんな物質が加熱されるか ?
   マイクロ波の波長と被加熱物の大きさ  日常の調理を例に
      加熱出来る物と出来ない物、交流電場で理解する。
      誘電加熱:物質の誘電特性
      指標となる誘電係数.ε′とtanδ、および磁場効果⇔液体、固体、気体
      マイクロ波の吸収、反射、透過、⇔光の進行との類似で考える。

3.マイクロ波化学—具体的な例—
  化学実験例
  特徴、迅速反応、低エネルギー工夫

4.応用編 装置構成と設計例
 マイクロ波装置の原理
  還流型電子レンジとバッチ式マイクロ波装置
  マグネトロン式と半導体式発振器
  いろいろな装置

5.大型装置
  事例

6.安全に使うための注意

7.マイクロ波化学を理解し、実践しよう! 
  マイクロ波化学は未来志向の迅速で、環境フレンドリーな省エネルギー型技術である。