化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

界面活性剤の種類・機能・性質や界面化学の熱力学を土台とし、分散の基礎的な考え方、酸・塩基性や溶解性パラメーターに基づく親和性を踏まえ、添加剤の選択方法や留意点について解説いたします。

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2020年1月20日(月)12:15~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・界面活性剤を扱う業務に携わっている方
 ・製造・開発業務に携わる新入社員から若手技術者の方

必要な予備知識

 大学の一般化学レベル

プログラム

第1部 「界面活性剤の基礎」 ≪12:15~14:15≫
講 師 東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 博士(工学)   近藤 行成 氏

【ご専門】
界面化学・コロイド化学

日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 現代コロイド・界面化学基礎講座~界面・コロイドラーニング 講師
日本油化学会 フレッシュマンセミナー 講師
日本画像学会 技術講習会 講師
色材協会 色材IT講座 講師
等を担当。現在、日本油化学会 Journal of Oleo Science編集委員

【習得できる知識など】  界面活性剤の定義から、各種界面活性剤の基本的なはたらき、界面活性剤の特性(表面張力、ミセル形成)等を理解することができる。その結果、界面活性剤について総論的に理解できるようになる
【講演主旨】  界面活性剤は極少量で界面の性質を変化させる力を持つ。いずれの製品にも界面が存在し、そのため界面活性剤を使用していない製品はないと言っても過言ではない。
本セミナーでは、界面活性剤の種類やはたらきを概説したのち、界面活性剤の機能・性質や界面化学の熱力学を分かり易く丁寧に解説する。
【プログラム】
1. 界面活性剤とは何か

2. 界面活性剤の分類

3. 界面活性剤の一般的なはたらき
 3-1. アニオン界面活性剤
 3-2. カチオン界面活性剤
 3-3. 非イオン界面活性剤
 3-4. 両性界面活性剤
 3-5. フッ素系界面活性剤〜何故難燃性なのか?

4. 界面活性剤の需要

5. 界面活性剤の溶解性
 5-1. イオン性界面活性剤の相図とクラフト点(温度)、及びその測定法
 5-2. 非イオン性界面活性剤の溶解性と曇点及びその測定法

6. 表面張力
 6-1. 表面張力とは
 6-2. 界面活性剤は何故表面張力を下げるのか?
 6-3. ギブス吸着等温式

7. 界面活性剤分子集合体のかたち
 7-1. 臨界充填パラメータ
 7-2. 最新のミセル構造

8. 臨界ミセル濃度と測定法

9. ミセル粒径の測定法
 9-1. 動的光散乱法
 9-2. NMR法

10. 可溶化

11. 乳化

質疑応答/名刺交換

 
第2部 ≪14:30~16:30≫
「固体粒子の分散における上手な添加剤の選定と使用上の留意点」 
講 師 楠本化成㈱ 技術本部 主席研究員 長沼 桂 氏 

【ご専門】
添加剤の開発・物性研究

【習得できる知識など】  粒子分散系を利用して製品を作るうえで、分散の良し悪しは最終製品の性能や品質を大きく左右するkeyポイントです。分散の基本的な考え方を身に付け、添加剤の使い方を知ることでより良い製品を作るための分散系を設計することができます。 また、不具合や欠陥現象に対処する技術が得られます。
【講演主旨】  固体粒子(顔料やフィラー、充填剤など)の分散は、製品を開発するプロセスで極めて重要な技術であり、その良し悪しが製品の機能や性能を大きく左右することになります。分散の基礎的な考え方、酸・塩基性や溶解性パラメーターに基づく親和性など解説し、添加剤の使い方が分散技術のkeyポイントになるので選択方法や留意点について解説いたします。
【プログラム】
1. はじめに-難しい微粒子分散

2. 分散プロセスと粒子表面の評価法
 2-1. 分散プロセスと分散剤
 2-2. 粒子表面の性質と評価法

3. 分散の考え方
 3-1. 酸性・塩基性
 3-2. 溶解性パラメーターに基づく親和性

4. 湿潤・分散剤

5. 分散剤の機能と効果
 5-1. 分散剤の機能
 5-2. 分散剤の効果

6. 分散剤の選択方法

7. おわりに

質疑応答/名刺交換