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S&T出版セミナーのご案内

       開催日時:2019年12月13日(金)13:00~16:30
       会  場:東宝土地5F会議室 東京都千代田区神田神保町3-2 高橋ビル
               → 会場へのアクセス 
       受 講 料:45,100円(税込) ※ 資料付
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

六田 充輝 氏
ダイセル・エボニック㈱ テクニカルセンター所長 博士(理学) 技術士(化学部門)

 
<講師略歴>
・1991年 ダイセル化学工業㈱入社 高分子研究所配属
 ラジカル重合、ポリマーアロイ、難燃技術開発を担当
・1997年 ダイセル・ヒュルス㈱へ異動 (現ダイセル・エボニック)
 異種材料の直接接着技術、コンクリート硬化遅延フィルム、PEEKの研究開発を担当
・2008年 ダイセル・エボニック テクニカルセンター所長
 現在に至る
 この間
 2013年-2015年 エボニック テクニカルセンター上海所長を兼務
 2016年-2019年 一橋大学 IMPPプログラム

<学協会>
・高分子学会
・日本ゴム協会
・成形加工学会

セミナーの趣旨

 異種材料の複合化は、軽量化、高性能化両面で極めて重要な技術となってきている。本講では「接着」および「プラスチック」の基礎について講義を行った上で、それを基に、従来の接着技術で重要な意味を持つ溶解性パラメーター、最近のトレンドである金属表面の粗面化と樹脂のインサート成形による接合、界面反応を利用したプラスチック-ゴム、ポリアミド-TPU、金属-粉体塗装-ポリアミド(ナイロン)などの接着現象について解説、さらにこうした複合材料と設計について解説を行う。

プログラム

1. ポリマーとは?
 1-1 分子量
 1-2 融点とガラス転移温度
 1-3 結晶化現象
 1-4 ポリマーと成形加工

2. 「接着」とは?
 2-1 分子と分子の間の力
  (a) 静電気力
  (b) van der Waals相互作用
  (c) 共有結合
 2-2 表面、界面と接着の理論
  (a) 濡れ性と溶解性パラメーター
  (b) インターロッキング(アンカー効果)
  (c) 酸-塩基相互作用
  (d) 化学反応による共有結合の形成
  (e) 高分子拡散

3. エンジニアリングプラスチックと異種材料接着とそのプロセス
 3-1 樹脂-ゴム直接接着
  (a) 高分子拡散
  (b) 界面のラジカル反応
 3-2 インサート成形によるポリアミド(ナイロン)-TPUの接着
 3-3 金属と樹脂の接着
  (a) 金属の表面の粗面化による接合
  (b) 粉体塗装を利用した金属とポリアミド(ナイロン)の接着

4. 異種材料複合体と設計の重要さ
 4-1 金属-樹脂接着における界面と応力集中、接着面積と強度
  (a) シミュレーションによる応力分布の解析
  (b) 実際の試験片を使った接着面積と強度の関係
  (c) クリープ現象についての比較
 4-2 古くから実績のある金属-ゴム接着における設計

5. まとめ

        【質 疑 応 答】

学べる事

・プラスチックについての基礎知識
・接着現象についての基礎知識
・接着の良/不良に関係する因子
・「凝集破壊」「試験片によるデータからの設計」といったものの問題点