化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

エヌ・ティー・エスセミナー

      ● 開催日時:2019年11月20日(水)12:30~16:40
      ● 会  場:オーム社・第2ゼミルーム
             東京都千代田区神田錦町3丁目1番 オームビル内 地下ゼミナール
            

      ● 受講料:42,000円 + 税  ※ 資料を含む
 

セミナーの趣旨

★ 日々の暮らしの中で、私たちはさまざまなニオイに囲まれ、気持ちよくさせたりリラックスさせてくれたりするものもあれば、逆にイライラさせたり嫌悪感を覚えるものもあります。さらに、過去の記憶を呼び起こすニオイもあります。最近では、香りが残る洗濯洗剤が流行する反面、ニオイが強すぎる場合は体調を崩すなどの報告もあり、その利用には慎重さが欠かせません。
★ 本セミナーでは、ニオイを有機化学的にとらえる考え方をまず体系的に解説いただき、さらに実践としてニオイ成分の解析手法と相互作用について詳解します。また第2講では、ニオイ成分の分析、評価のための抽出技術、分析技術、評価方法について事例含め解説します。
★ 対象:香りの効果によるストレス低減・消臭・デオドラント商品の開発に携わる研究者・技術者はじめ、企画担当者・マーケティング担当者、香料材料メーカの技術者など香り・ニオイを扱う全ての方々。

プログラム概要

第1講 多数のニオイ成分からなる素材香気の有機化学的とらえ方の実践
長谷川 登志夫(埼玉大学)
第2講 ニオイ成分の抽出技術と分析の実践
藏屋 英介(沖縄工業高等専門学校)

プログラム

●時 間12:30~14:30 
●演 題
第1講 多数のニオイ成分からなる素材香気の有機化学的とらえ方の実践
●講 師 埼玉大学 大学院理工学研究科 
    准教授 長谷川 登志夫
●内 容
 ニオイの理解のためには、ニオイ分子が有機分子であるとの認識が重要である。つまり有機化学の基本についての理解がニオイの化学的な解釈にとって重要である。
また、実際のニオイ素材は多数のニオイ分子がお互いに影響しあって、その素材特有の香気を作り出している。
 本セミナーでは、この複雑な素材のニオイ発現について実例をあげて体系的に詳解する。

1.有機化合物としてのニオイ分子、その理解に必要な有機化学の基礎
2.多数のニオイ分子が影響しあって作り出される複合臭の解析手法と実践
3.香気素材のGC-MSデータに潜在するニオイ分子間の相互作用の評価方法

講師プロフィール
1983年 東京大学大学院 理学系研究科 有機化学専攻修了。理学博士。
埼玉大学教養部教務職員,埼玉大学理学部基礎化学科 助手を経て、2007年4月から現職。
専門は香料化学、天然物化学。香気分子がどのようにして様々な匂いを作り出しているのか、その仕組みの解明に挑んでいます。

●時 間14:40~16:40
●演 題
第2講 ニオイ成分の抽出技術と分析の実践
●講 師  沖縄工業高等専門学校 技術室 
      副技術長/技術専門員 藏屋 英介
●内 容
 ニオイ成分は様々な有機分子からなり、これらの化学成分をより深く理解するためには、素材に合わせたニオイ成分の抽出、分析・解析、評価が必要となります。
本セミナーでは、分析、評価のための抽出技術、分析技術、評価方法の基礎とその実践について詳解します。
1.素材からニオイ成分を取り出す~抽出技術の基礎と最新の技術まで
2.ニオイ成分の分析技術の基礎と実践
3.香気素材やニオイ分子の官能評価方法の基礎と実践

講師プロフィール
1990年 芝浦工業大学 工業化学科卒業
1992年 横浜国立大学 物質工学科 技術職員、沖縄工業高等専門学校技術専門職員を経て、
2011年 沖縄工業高等専門学校 技術室 副技術長・技術専門員
2015年 熊本大学 産業創造工学専攻 学位(博士(工学))を取得し現職に至る。

専門は分析化学、電気化学。沖縄の素材を中心に機能性成分や香気成分の分析や機能性評価を行っています。

16:40 終了