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S&T出版セミナー

       開催日時:2019年11月21日(木)13:00~16:30
       会  場:連合会館 205会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
       受 講 料:45,100円(税込) ※ 資料付

講 師

村上 義信 氏  
豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 准教授

 
<講師略歴>
2001年4月長野工業高等専門学校・電気工学科助手。2002年3月豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2003年8月豊橋技術科学大学・技術開発センター助手。2008年4月同大学大学院工学研究科電気・電子工学系講師。2010年4月同大学同研究科同工学系准教授。現在に至る。博士(工学)。主として,誘電・絶縁材料の計測法および放熱性コンポジット絶縁材料の開発に関する研究に従事。2019年電気学会学術振興賞論文賞受賞。電気学会およびIEEE会員。

セミナーの趣旨

 電気システムにおいて絶縁物を扱う機会は頻繁にありますが、絶縁物は支持物としても用いられ、機械的強度を確保すると、普通電気的には十分な余裕をもたせることができます。しかし電界の集中や絶縁物の劣化などにより、思わぬところで絶縁破壊が生じることもあるため、システムの信頼性の要となる絶縁系の電気特性の劣化や電気的破壊現象についての知識が必要とされます。本講座では、大学の高電圧工学の一環として行われている絶縁の基礎を中心とし、最近、電気回転機で問題になっているインバータサージ・部分放電に関する事項をその計測法やデータ解釈を含めて解説します。また誘電・絶縁現象の基礎理論、計測法、現状における対策法等、電気絶縁材料の劣化に関する解説を行います。特に部分放電発生機構やデータ解釈においては初心者が間違いやすい事項を解説します。

プログラム

1. 絶縁物はなぜ壊れるか(気体・固体の絶縁破壊の基礎過程)
 1.1 気体の絶縁破壊機構
  (1) パッシェンの法則
 1.2 固体の絶縁破壊機構
  (1) 熱破壊
  (2) 真性破壊
  (3) 電子熱破壊
  (4) 電子なだれ
  (5) 電気機械破壊
  (6) 空間電荷、部分放電、電気トリーの影響
 1.3 気体/固体複合絶縁システム

2. インバータサージとその計測法
 2.1 インバータサージの問題点
  (1) インバータサージと問題点
  (2) インバータサージ絶縁に関する国際規格
  (3) インバータサージ下における部分放電計測法
 2.2 インバータ絶縁対策

   【質 疑 応 答】

学べる事

 絶縁システム(メカニズム、データ解釈)における基本的考え方