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結晶性高分子の材料物性の向上に不可欠な、高分子の結晶化・高次構造の基礎からそれらの制御に関する応用までわかりやすく説明!

R&D支援センターセミナーのご案内

       開催日時:2019年10月29日(火)12:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第2研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

 東京農工大学 工学部 有機材料化学科 教授 博士(工学)  斎藤 拓 氏

【専門】
 高分子物性(ポリマーブレンド、結晶化、分子運動、光学物性)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 結晶性高分子材料に携わっている、あるいは携わろうとしている研究・開発者を対象にします。ご要望に応じて、基本的な内容から応用までフレキシブルに対応します。

習得できる知識

 ・結晶化のさせ方、結晶構造・高次構造、結晶成長、融解など高分子の結晶化に関する基礎的知識と基本的な考え方。
 ・ポリマーブレンドやコンポジットなどの基礎的知識。
 ・結晶化や高次構造を評価するための基本的な測定方法やデータの解析法や解釈の仕方。

趣 旨

 汎用プラスチックからスーパーエンプラに至るまで様々な結晶性高分子が利用されています。結晶性高分子の材料物性の向上には結晶高次構造制御が、加工性の向上には結晶化速度の制御が重要になります。本講習会では、結晶性高分子を利用した材料設計に必要不可欠な結晶構造・高次構造、結晶成長、融解など高分子の結晶化に関する基礎的概念を習得できるようにします。それらの基礎的概念に基づいて、ポリオレフィンやポリエステルなどを例に挙げて高分子の結晶化機構や結晶高次構造の特徴について説明します。また、ポリマーブレンドやコンポジットによる高次構造や結晶成長速度の制御の実例についても紹介します。

プログラム

1.高分子の結晶化の基礎
  1-1 高分子の結晶とその用途例
  1-2 高分子を結晶化させる方法(溶融結晶化、配向結晶化など)
  1-3 高分子の結晶構造(単位格子)
  1-4 高分子の結晶高次構造(ラメラ、球晶)
  1-5 結晶の高次構造評価(偏光顕微鏡、光散乱、電子顕微鏡、広角・小角X線散乱)
  1-6 結晶成長(核形成、ラメラの成長、温度や分子量依存性)
  1-7 結晶の融解(化学構造と融点、ラメラサイズと融点、融点降下)

2.高分子の結晶化と高次構造
  2-1 ポリエステルの秩序化と結晶成長と秩序構造形成
  2-2 ポリオレフィンの結晶高次構造の温度依存性と熱可逆性
  2-3 ポリオレフィンの配向・緩和と結晶化
  2-4 ポリエステルの配向結晶化と微細ラメラの形成
  2-5 エラストマーの伸張結晶化

3.ブレンド・コンポジットの結晶化速度と高次構造
  3-1 相溶系ブレンドの結晶化
  3-2 非晶成分の排除と多様な結晶高次構造
  3-3 液々相分離による結晶化の誘発と加速
  3-4 コンポジットによる結晶化の加速と結晶高次構造
  3-5 エラストマーの伸張結晶化の制御と力学特性